本日は東京ビッグサイトで開催されている「食肉産業展」へ。

 

 

と言っても、FOODEXと言う国際食品飲料展の一角で開催されている展示会です。

 

20年前の食肉産業展は単独開催で東京と大阪で交互に開催していた

比較的大きな展示会でした。

 

それが今や他の大きな展示会にくっついて共催される「腰巾着状態」。

 

それだけ業界に元気がない産業になってしまったわけです。

それは簡単に言えば来場者数の減少=肉屋(中小企業)の減少を意味します

 

今、肉はスーパーで買うものであって、専門店(肉屋)で買うものではなくなっています。

 

共働き世帯が増えて、色々な食料品がワンストップで購入でき

遅くまで開いているスーパーは我々の生活になくてはならない存在。

 

コンビニやドラッグストアでも肉を置く時代となった今

肉屋への逆風は強まるばかり。

 

そこで「プライベートブランドを作って、この逆境から今一度肉屋の在り方を覆そう!」

と始まった動きが私ども厚木ハムのような自社ハムソーセージ製造を手掛ける肉屋の出現です。

 

そこでしか買えないオンリーワン商品を自社ブランドで展開することにより

より広い商圏範囲を確保でき、日常食はもちろんお遣い物やギフト利用まで

利用シーンを幅広く提案できるオリジナルハムソーセージは新たなビジネスモデルとして

確立をされつつあります。

 

しかし、パン屋、ケーキ屋のように町に数件、多ければ数十件あるような状態ではなく

良くて1件、2件の「新規産業」なのです。

実際に私の経営する厚木ハムがある神奈川県厚木市では厚木ハム1件しかありません

 

ハムソーセージを食べたことがいない人っていないんじゃないでしょうか??

それくらいに「知名度が高い」ハムやソーセージ。

 

大手メーカーが広めてくれた土俵があって、そこに私たちのような

中小企業の「手作りハムソーセージメーカー」が参入しているわけです。

 

何か得体のしれない食品って売れにくいですよね。

でも、知名度があって売れやすい土俵があり、なおかつ

競合他社が少ないので軌道に乗せるのは比較的難しくありません。

 

特に西日本は圧倒的に少なく、私の弟子がいる広島県では当時(2012年ころ)調査したところ

市内どころか県内にたった「1件」しかありませんでした

 

誰もが海外旅行に行きやすくなり、「ヨーロッパで食べたあのソーセージが日本でも食べたい!」

そんな声が数多く聞こえてきた今日。

 

これからの手作りハムソーセージ業界の発展が楽しみであり。

その発展に寄与すべく、私の厚木ハムでは研修生を受け入れています

 

日本に1件でも多くの手作りハムソーセージ店が出来て、より多くの家庭に

美味しい手作りソーセージが並ぶことを夢見ながら。

 

 

展示会の話をすると豚肉のコンテストが開催されていましたので

試食をさせていただき、採点をしてきました。

10銘柄も食べると少量の試食でもお腹がいっぱいに…

 

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