LA再び 最終回 | どSな飼い犬の日常 釣りと旨いもんと仕事

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どSな飼い犬が釣りや仕事、日常で感じたことを記録するブログ。

学歴なし、資格なし、資産なしでも、とにかく目の前のことに一生懸命に行動すれば何者かになれるはず。
→高卒プータローから現在上場会社社長
PMA(Positive Mental Atittude)

こんにちは


3月17日

昨晩は何十年ぶり?のプロレス観戦

プロレス好き野社員が集まって良い交流の機会にもなりました。

今日は来週末の引越しの準備を一日します。


どSな飼い犬嶋本です。




今回は5泊の短い日程でしたが、その分内容の詰まった旅程となりました。


なんだかんだで帰りは80Lのスーツケースパンパンになります。


買い付けした商品はきちんと通関処理してもらえるように梱包してインボイス作ってもらって日本へ送っていただきます。


お昼のフライトなので朝から動いてまずは空港近くのレンタカー返却場所へ


事故などのトラブルがない限りは、ここに鍵をつけたまま置けば返却完了なのです。


ここから空港まではシャトルバスですが、今回はお世話になった方が空港まで送ってくださいました。


帰りはユナイテッド航空


乗ってみたらCAさんはほとんど高齢の方で、通路ギリギリぐらいの横幅の方もいて、なかなか興味深い会社です。


アメリカには定年がなく、こういったまだまだ働ける方達を雇用し続け、熟練のスタッフならではのサービス提供というものを日本はもっと学ばなければなりませんね。


最近だと日本国内のマクドナルドが素晴らしく、フロアに高齢者がいて配慮の行き届いたサービスを提供してくれます。


頼んだものを席まで運んでくれたり、小さい子供がいると気を使ってくれたりとサービスが向上しています。


原材料価格や人件費などの高騰から値上げはしているものの、それ以上にサービス拡充が確実に行われています。


なぜこれが可能なのか?をじっくりとマクドナルドに通い自分なりに考えてみた結果、


マクドナルドで最も減らしたい業務は、カウンターでの対面オーダーではないかという結論に至りました。


マクドナルドのクルーそれぞれの配置と役割を見ていると、カウンターでオーダーを受ける人が最もこなせる仕事の量と種類が少ない


ということは人件費効率が最も悪いポジションだと思われます。


そこでドライブスルーやモバイルオーダー、店頭設置のタッチパネルオーダーなどで1人でもカウンターでのオーダーを減らすことで、そのお店の人員数に対する商品生産量は増える


マクドナルドの最大の強みは回転率だと捉えているので、いかに早く商品の提供をするかが重要で、実際にアイドリングタイムを減らす様々な工夫がなされています。


その効率化を図った上で疎かになりがちな店舗で食事をするお客様へのサービス係が前述した高齢者スタッフです。

同時にカウンターでお呼び出しをして手渡しをするためのスタッフの時間も削減されています。


マクドナルドが伸び続ける最大のポイントは、徹底したオペレーションの効率化と、それにより生じる弊害をプラスに転換させる戦略にあると考えます。


LAの話のはずが気づいたらマクドナルドの話になっていますが、大切なことはどんなところからでも学びと気づきはあり、いかに自社に置き換えが出来るかということです。


ただLAに行って良いもん買い付けれた、楽しかったーでは意味がないのです。

目的は買い付けだったとしても、その時間の中からいかに学びと気づきを得て自社をより良くするための行動に変えることが出来るかが大切です。


今回の渡米である程度やるべきことは明確になったので、次回以降は若手スタッフ達の勉強のためにも連れていこうと思います。

私は買い付けではあまり役に立たないので、一連の流れが整えばどんどんフェードアウトする予定です。


ただ、やはりアメリカの現状を直接見ることや、ビジネスモデルから学べることはたくさんありますので、年に2回ぐらいは同行しようと思います。


今回も本当に多くの人にお世話になり、無事に目的を果たすことができました。


英語勉強しよ。。。


おしまい