冬は専ら海の人
どSな飼い犬嶋本です。
以前ご紹介したFMBJAPANさんのハイブリッドメタルジグZEN
紹介記事はこちら
鉛ではない亜鉛と鉄の合金製のため、ロストしても海の環境にとっては良いとされる素材で出来ています。
豊かな海に育てるジグZEN
現在は120gのみが発売されていますが、このジグでどこまで押し通す事が出来るのかを試してみました。
鈴鹿市の白子漁港から出船するクラブカイトさんに乗船させていただき、目指すは鳥羽沖
およそ1時間ほどで到着した海は、爆風、荒波、ぶっ飛び潮の悪条件
水深60〜80mをメインに狙っていきますがさすがにこの状況では鉛よりも比重が軽く大きな作りとなると底を取るのがやっとという状況
何回か流して同船者は200g強のジグを落とすも船中ノーヒット
さすがにこれはということで、船長から波風の影響がないマリーナ付近のシャローでスーパーライトジギングをやろうという提案に全員賛成
帰りはさらに高い波を受けながら2時間強かけて戻ります。
栗田船長本当におつかれさまでした。
着いたポイントはマリーナから5分ほどのサーフの沖のシャローエリア
水深は8〜10m
時合はすでに過ぎている時間帯ではありましたが、ここならストレスなく釣りは出来る。
ただ、ベイトは小さく浅いので30〜50gほどのジグで充分
ここでもZENを落とします。
ひと流し目
着底後一巻きし、何度かフワッとしゃくり上げてまた底を取る
何度目かのフォールでジグが落ちないので合わせを入れると
スーパーライトで狙うポイントで、時合も終わり魚の反応が薄い中、なんとか取れた一本
この日は本当に船長も釣り人もクタクタになる条件で、船中ツバス4本という釣果ではありましたが、しっかりと結果を残せた勉強になる釣行でした。
次は12/1の大阪湾で開催されるシマノ主催のサーベルチューン
120gでやれる状況であればZENで押し通したいと思いますが、ちょっと条件的に厳しいかもです。
ZENを使ってみての感想としては、まずフォール速度が遅いことから潮がぶっ飛ぶと相当集中しないと底を取りづらいかもしれませんが、きちんとしていると底潮がぶっ飛んでいるこの日の状況でもロストは1つで済みました。(ロストはショックなのですが、底に亜鉛と鉄分が供給されると考えると少し救われます)
これまで使用したスロー系のジグと比較して、横を向いて沈下していく時間が長く、かなり好みな感じです。
またワンピッチでの引き心地は思ったよりも軽く疲れません。
ただ巻きでも真ん中の凹みが水を受け、ブルブルと泳ぎます。
これはかなり戦力になりそうです。
今後も豊かな海に育てるジグZENを投入出来る条件下では、使いまくっていこうと思います。
興味のある方は是非お問い合わせくださいね。