魅惑のマレーシア 2日目 後半戦 ピーコックバス ジャイアントトーマン トップウォーター | どSな飼い犬の日常 釣りと旨いもんと仕事

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学歴なし、資格なし、資産なしでも、とにかく目の前のことに一生懸命に行動すれば何者かになれるはず。
→高卒プータローから現在上場会社社長
PMA(Positive Mental Atittude)

只今、絶賛脱皮中

どSな飼い犬です。

暑さと寝ぼけて潰してしまっては危険な虫の猛攻により、昼寝も出来ずいざ後半戦。

メインガイドのベルの船に乗り込みます。

それにしてもベルは素晴らしいガイドです。

ポイントの見切りと決断力だけでなく、なんとか釣らせようという姿勢が伺えます。

まずは日中はピーコックは厳しそうと判断したベルはディープのトーマンがいそうなエリアに絞ったようです。

ここから呼吸打ちをやってみます。

ボートを風の当たらないディープのワンドに止めて、ジャイアントトーマンの呼吸を待ちます。

キャストして届く範囲なら呼吸を見つけて瞬時にキャストします。

しかしながらトーマンの呼吸にも速く潜るパターンと遅く潜るパターンの2種類あり、速く潜るパターンだとどれだけ速くキャストしてもトップのルアーがトーマンに見つけてもらうことは至難の技となります。

今回の呼吸は全てこの速いパターン。

呼吸を見つけるまでひたすら水面を見続け、呼吸を見つけてはキャストしますがバイトに至りません。

厳しいと判断したベルが移動しようということで、今度は広大なウィードベッドのシャローエリアに。

ベルがどこに投げてもいいよと言って、レコルドのセルベッサで探っていくと浮いた草の際でピーコックのバイト!

フックアップには至りませんでしたが、俄然やる気になります。

が、続きません。

見かねたベルがシンキングペンシルを取り出し、こうやって釣るんだよとばかりにキャストし始めます。

日差しはとてつもなく強く、暑さと朝からキャストし続けていること、釣れない時間の長さで疲労困憊な中、ベルが数投目でフックアップ!

スモールサイズのピーコック。

しかしボート際でオートリリース。

その直後、再びベルのシンキングペンシルにヒット。

今度は中型サイズのピーコック。

しかしこれまたジャンプでフックオフ。

シンキングペンシルなかなかの威力です。

これは一度経験してみようということで、ベルにシンキングペンシルを借りて見ます。

STORMというメーカーのシンキングペンシルで、ベル曰くラッキークラフトのワンダーのコピーで、マレーシアではワンダーは非常に高く、このSTORMは安いらしいです。

フックはシングルフックに変えてあり、スプリットリングも強いものに変えてあります。

わたくしのタックルで投げるには少々軽すぎるのですが、なんとかキャストし、着水後10秒数えてショートジャーク気味にアクションを繰り返します。

10投ぐらいしたところで、水面近くまで伸びているウィードの際にキャストし、10秒数え、1回目のジャークをした瞬間

ゴツンッという手応え

久々のバイトの見えないバイト!

待望のピーコックに焦りながらも型は大きくないので、バレないように魚の走る方向に気を配りながらキャッチ。

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トップではないのですが、マレーシア初のピーコック捕獲でやっぱり嬉しいです。

それにしてもピーコックバスはこのサイズでもよく引きます。

ラージの1.5倍ぐらいパワーがあるように感じます。

このレイクのアベレージが大体30cmそこそこらしく、ガイドの把握している最大が60cmとのこと。

ハワイ同様にアマゾンに生息するピーコックほど大きくはならないようです。

なにはともあれ、とりあえずピーコックを捕獲できたことで心に少しのゆとりができましたが、余りの暑さにより軽度の熱中症の症状である頭痛が激しくなってきたので、ボート上で少しの仮眠。

そうこうしているうちに、同じエリアにしんごさんとたかしの船がやってきましたが、やはり厳しいようでノーバイトとのこと。

しんごさんは爆睡w
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16時を周り、急に雲が増えてきて日差しが和らいできたので釣りを再開。

ここから17時~19時までがベル曰く、ゴールデンタイムとのこと。

そのゴールデンタイムにどこにいるかが、勝負の分かれ目になりそうです。

ベルが選んだのは朝一のエリアから少し離れた小さなワンド。

エンジンを止めてベルが「オッケー」と言った一投目。

サラサラ100を岸際にキャスト

すぐにトゥイッチ開始

2mぐらい引いてきたところで激しい炸裂音と共に一気にラインにテンションがかかる!

ベルが「トーマン」と少し残念そうに言う。

しかし午前に釣ったトーマンよりも明らかに強い引きと、やたら走る感覚に違和感を覚えながら慎重にやりとりし、ボート近くで魚が浮上。

水面近くで翻った魚体に鮮やかな孔雀模様!

ベルが「ビッグピーコック!!」と声をあげる。

一気に緊張が走り、このチャンスをなんとかものにしようと、慎重なやり取り。

ボート際で何度も急潜行を繰り返すピーコックのファイトでコンクエストのドラグは出っぱなし!

ベルがフィッシュクリップを口にかけ、捕獲成功!

自然と右手を出し合い、最高の達成感からの握手。

ベルが早速サイズを測ろうとメジャーを取り出す
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メジャーをあてるとジャスト50

に見えるけど、文句無しの50UPを釣りたいので、49.5ってことにしました。

ピーコックの自己記録を更新できたのは嬉しいですね。

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これが釣りたかったんですよ!!

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イカツイい癖に美しい魚体。

最高です。

しばし余韻にひたり、タバコに火をつけ至福の一服しながら、再びベルと固い握手。

ゴールデンタイムはまだまだこれから

文句無しの50UPを目指して釣り再開。

その後、何度かのバイトがあり、1匹中型をかけるもののボート近くでフックオフ。

なんとかさらなる大物を獲らせようとベルがエリアを変えてくれるものの、のせられないバイトが続きます。

シンキングペンシルで釣ったエリアに戻り、ベルが小さなペンシルで捕獲。

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こいつはクレイジーたかしの晩飯にしよう!とベルが言うので、それはグッドアイデアだとキープ。

その後ベルがもう一本追加。
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こっちの方がでかいからとクレイジーたかしの晩飯用ピーコックを入れ替え。

しかし、脳裏に残るのはさっきのピーコックとのファイトとあの場所。

終了の時間が迫り、ここまでベルにはエリアのことは全て任せてきたので、最後まで任せようと決めていたら、そこはさすがベル。

ボートハウスに帰る途中で少し寄り道をしてくれ、再び先ほどのエリアに。

キャストを繰り返し、ボート際までチェイスしてきた中型が一瞬針に触れるもののミスバイト。

これが最後のバイトになりストップフィッシング。

数こそ釣れなかったものの最高の達成感でボートハウスに向かいます。
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体に蓄積されたハンパない疲労感と達成感と共に帰着。

結局、初日ピーコックを手にしたのはわたくしのみとなり2日目にかけることに。

その日のディナーは釣り場の近くのタイ系のいかにも現地っぽいレストラン?へ。

というのも、昨晩現地ではまあまあいいレストランで食事をし、より現地感を味わいたいクレイジーたかしがベルに「イエスタディ ディナー グレードダウン」と正気とは思えないオーダーを出していたのをベルが真に受けた結果。

不衛生なところがとてつもなく苦手なしんごさんは辛そうでした。

ベルが先ほどキープしたピーコックを店員に渡し、基本現地の人もピーコックは食べないので困惑しながらも料理してくれることに。
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なかなか旨そうです。

かなり香辛料を使っているせいか、ラージほど匂いもなく、身は白身でかなりあっさりした感じで意外と食べやすかったです。

もう1人のガイドのリーはこの日一匹も釣れなかったので、あだ名がボーズとなり明日のリベンジに燃えておりました。

そんなこんなで他愛のない会話で盛り上がり、帰りにホテルの近くの中華系レストランでビールを買い込み1日の疲れを癒す乾杯。

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1日でこれだけ日焼けしました。

日焼け止めは必須です。

翌日は釣り最終日。

初日を超える魚に出会えるのでしょうか。