オハネフの宿に泊まってみた(鉄道車両民宿の泊まり方) | 鐵道写真・模型館

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5月の某日、連休を利用して今年の4月にオープンした
四国遍路の駅オハネフの宿に泊まることができた。
香川県(四国)に唯一、ブルートレイン車両に泊まる事が出来る民宿である。しかし、多くの方は「鉄道車両の民宿に泊まりたいが初めてだから不安」「何を準備したらいいのか」などの声もあるだろう。
今回は、初めて民宿に泊まる私視点からみた鉄道車両の民宿の泊まり方やオハネフの宿の設備を紹介していこうと思う。

①そもそも鉄道車両型民宿とはなに?えー
その名の通り、役目を終えた鉄道車両を個人(民間)が引き取り内装を修復し簡易宿泊施設として使えるようにしたものです。一般的な民宿は、部屋が広くおもてなしの料理をだしてくれる場所もありますが、鉄道車両型になると内部をそのまま使っている関係上、料理の提供が出来ない(難しい)場合もあります。つまり、食事は地域のレストランかスーパーで済ましていく必要があります。
ただし、あらかじめ購入した食品や飲み物は車両の中で食べる事もできます。

②お風呂やトイレの設備はあるのか?えー
オハネフの宿では、中にある洗面台やトイレは使えません。外のビニールハウスにある、トイレやシャワールームを使う必要があります。

③予約やアクセス方法は?えー
オハネフの宿は、電話予約のみになります。
「岸井うどん」と検索すれば、オーナーさんの電話番号やオハネフの宿のツイッターが見れます。
交通アクセスになりますが、雲辺寺ロープウェイ山麓駅の駐車場にある為、車での移動になります。バスに関しては現在、休止しているため運行していません。
鉄道で来られる方は、観音寺駅で下車し駅レンタカーで行く事をオススメします。
それでは、チェックインしていこう!
民宿では、ホテルの様なフロントはありません。オハネフの宿では、ビニールハウスが支払い場所になります。
名前と住所を記入し支払いが終わったらいよいよ本物のブルートレイン車両に入ります。
チェックインは、15時からでチェックアウトは9時になります。朝食はないので要注意!
因みに、オハネフの宿では2つの客車があります。

まずは、なは側のオハネフ25 2209から
こちらは、個室で2人で宿泊可能。

そして、瀬戸側のオハネフ25 206
こちらは開放B寝台で最大4人で寝る事ができます。
今回は、開放B寝台で一夜を過ごしていきます。

車両後ろにあるビニールハウスには、洗面台やトイレ、シャワールームがあります。



中も清潔な状態でありますが、管理者いわくシャワーより温泉「萩の湯」で体全身を温めたほうがいいとのこと。
鉄道車両型民宿では、飲料水の確保が大事!
明日の朝食や水分補給用のお茶を用意!

温泉も入り、夕食も済ましたので車内宴会を開始!
ゴミは自分で持ち帰るのも忘れずにニコニコ

因みに、私以外に宿泊者いなかったので貸し切り状態に!しかし、やはり寂しいなぁ。

復刻時刻表で、妄想するのもよし!

翌日は、晴れていき大きな荷物を車に積み込み9時にチェックアウト貴重な宿泊体験が出来ました。
さて、私の鉄道車両型民宿宿泊体験は、いかがでしたか?オハネフの宿は、設備面では足りない部分がありますが、皆さんの後押しがないと車両維持が厳しい現実です。交通アクセスに難がありますが是非、四国遍路の駅「オハネフの宿せと・なは」に泊まってみてはいかがでしょうか?

予約連絡先
岸井うどん 090-6286-0325
チェックイン 15時以降20時頃まで
チェックアウト 9時
宿泊費
デュエット 1室 12000円
開放B寝台 1人 5000円
車で来られる方へ
ナビ設定で雲辺寺ロープウェイと検索