NHKの朝イチの番組で黒潮町が紹介されてましたね! | 南海トラフ地震・津波よ、来るな!

南海トラフ地震・津波よ、来るな!

南海トラフ地震と津波災害の予測がされている高知県から自分の身を守る、家族の身を守る、周囲の人を守る防災を考えていきます。
そして国際交流が多様化する中、文明と文明の出会い部分に注目して、日本人がどうすれば良いのか、について考えていきます。

今朝のNHKの朝イチの番組で、黒潮町が出てました。


NHKのテーマは、観光客が増えた要因を、先日このブログでご紹介した砂浜美術館と、ホエールウォッティングの2つだとして番組を作ってました。


しかし、南海トラフ地震については触れませんでした。


クジラについては割愛して、砂浜美術館について補足したいと思います。


①NHKのこれがスタートの画面


②位置関係を説明した地図


③この映像は黒潮町を海の上から写していますね。

集落が一望できますが、防風林が集落を守っている様がわかります。

しかし、ここに津波が襲ってくるのです。



③観光客の少なかった黒潮町にこのように5月の連休は大勢が押しかけてくれたのです。


確かに目玉は砂浜美術館とホエールウォッティングです。


この2km以上続く砂浜は、サーフィンのメッカでもあるのです。


夏にはサーファーたちが大勢押しかけてきます。


④砂浜美術館の1222枚のTシャツ展示のスナップです。


⑤このTシャツは応募者が描いたデザインで作っているのです。


⑥事前に応募者を募り、Tシャツにして展示するイベントこそ砂浜美術館の目玉なのです。


⑦NHKのレポーターのTシャツもありました。




⑧応募者は満足されていましたね。



⑨この人物こそ砂浜美術館の発案者なのです。

デザイナーという肩書で地域おこしを応援している梅原真氏です。



⑩梅原氏の手になると、奇跡が起こるのです。



⑪全国にカツヲのタタキの宅配を事業化した会社も梅原氏の手で大きくなったことは余りに有名です。


⑫正に「電気は全く使っていません」「そこがすばらしい」

このアイデアを提案した梅原氏のセンスに乾杯!




南海トラフ地震で34mの津波が来るとされている黒潮町、

津波も怖いがもっと怖いのが地域のコミュニテイが維持できなくなることなのです。


大災害に備えながらも、同時に地域を疲弊させないように、懸命に知恵を絞ってきた1つの証が、砂浜美術館という発想だったのです。




コンクリートも使わない、

電気も使わない、

津波が来ようが壊れることはない


しかし、観光客は来てほしい・・・




大都会に人口が集中し、全国の地方が疲弊していく・・・


何処に住むかは個人の自由ですが、便利快適のみを追いかけている現代社会のこのトレンドは、一方で確実に日本と云う国の衰退を引き連れていると思うのですが如何でしょうか?



便利快適なコンビニ文化は現代文明の終焉を早めているのかもしれませんね。