ゴールデンウイークも終りましたね。
今年も黒潮町の第27回目の砂浜美術館が人気を集めていました。
夜間には写真のようなキャンドルサービス(今年で3回目)も行われて幻想的な雰囲気であったと報じています。
ここ黒潮町の入野海岸には約2kmに渡って砂浜が続き、背後に見事な防風林でもある松林があります。
この砂浜で行われるのが「砂浜美術館」なのです。
「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」をコンセプトに、毎年Tシャツアート展や潮風のキルト展などのイベントを開催しています。
黒潮町が砂浜美術館を建てるそうな・・・という噂が流れ、ある建設会社の営業が、早速に顔を出して「ぜひ我が社に建設を・・・」と云ったという笑い話があります。
美術館と云えば箱物の代名詞なのでしょうが、黒潮町の美術館は砂浜そのものなのです。
ところが、この美しい松林と砂浜も南海トラフ地震では20mを超える津波が想定されているのです。もしもその規模の津波が来れば松林は壊滅すると思われます。
しかし、砂浜美術館は住民が生き残る限り、すぐに復活するでしょう。
なぜなら津波が来ても美術館は壊れようがないのです。砂浜が美術館なのですから。(笑)
ぜひ機会があれば黒潮町の砂浜美術館をご一見ください。
完
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