炭素循環農法・Phase.1“たんじゅんイントロダクション” | 四万十情熱ジンジャーマン

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四万十で無農薬生姜と季節の野菜を栽培しています。
農法とあるけど農法でない?“炭素循環農法”取り組み中。
野菜のこと、四万十のことなど、楽しくお伝えできたらいいな
と思っています。

今回から勝手にスタートの

『炭素循環農法』シリーズ!
(以下、たんじゅん、と言ったりも)

一回目の今回は、
炭素循環農法の概要を
おおざっぱに捉えてみたいと思います。


そのまえに、おことわりを。

僕は炭素循環農法を完全に理解したうえで
みなさんに説明しようとしているのではないんです。

なので、ここにこれから書いていくのは

決して“正解”ではなく、

「たんじゅん」的に物事を捉え、
理解しようと試みる過程での
現時点における、あくまで個人的な考えであり

その変化の覚書きのようなもの
と捉えてもらえたらありがたいです。

ヤバイ、、、
のっけから意味不明な文章になりつつある(笑)

分かりやすく言うと

♪見てきたものや聞いたこと、今まで覚えた全部
デタラメだったら面白い、
そんな気持ち分かるでしょ?♪

ってトコロに
新しい答えが見つかるかもしれない☆

って感じなんです(^^)

さて、そろそろ本題ですが、

「炭素循環農法」は「農法」と書いているけれど、
何かの資材を使って育てる、とか、
特別な技術を使うとかの方法で
野菜を育てる、
栽培の方法論を言っているのではありません。

じゃ、なんなのか?

という答えを簡潔に言い表すのは難しい。。。
(というより、僕自身が理解に至っていない^^;)
わけなん
ですが


さしあたり、話を前に進めるために
現在の理解の範囲で便宜的な説明をすると

たんじゅん的に考えるということは、、、

自然界には
「命がいのちを活かす自然の仕組み」
(生態系の循環と安定の仕組み?)
が備わっていて、

あらゆる生命はそのバランスのうちに連鎖し、
循環しているという前提に立つ。

そして、
そこに軸を置き、そこから観て、考える、
という姿勢のようなもの
とでも言えば良さそうです。

先輩たちは

「人間基準ではなく」

「自然基準で考える」
とか
「自然基準で観る」

と表現したりしています。

もともとの提唱者は

ブラジル在住の林さんという方で、

“炭素循環農法”
~百姓モドキの有機農法講座~
http://freett.com/tenuki/etc/home.html

という膨大な情報が詰め込まれたホームページで
たんじゅんを発信されています。

サイトそのものは2001年からスタート
現在でも加筆修正されながら続いています。

実際に日本で取り組みが始まったのは10年前くらいからで

林さんが度々日本に来られて、
各地の有志にたんじゅんの考え方を伝え、
実践が続けられてきたようです。

僕は直接お会いしたことはないし、
歴史についても詳しいことは知らないのですが、
実践者の先輩にはFBでつながって頂いてる方も多数います。

僕が炭素循環農法HPを知ったのは
就農初年度、2005年ごろですが
一部を読んで、最近まで再び開くことはありませんでした。
このホームページ、読んでると度々カチンときたりムカッときたり、
すっごいエネルギーがいるんです(^^;)
(農業従事者が見ると、まあ自分たちのやってきたことを
全否定するような文言がならんでいるのデスカラ)

ただし!
いったん腑に落ちれば、
今までカチン、ムカっときていたことが
すぅーーっと
あたかもスポンジに水が浸み込むように
冷静な頭の中に浸透していくようになります。
(たんじゅん的には、“頭の硬盤が割れる”と言ったりします^^)

 

とはいえ、当時の感想は

「いつかこうなったら理想的やけど、農家として食っていく
(それだけの収穫量を得る)のは無理だろう」

というぐらいだったと記憶しています。

当時置かれていた自分の状況として、
とにかく早く食っていけるようにしないと明日のない身、

無農薬栽培で野菜を収穫するに至るだけでも
容易なことではなかったし、
また販売についても一から取り組まねばならず、
それ以上のリスクを負うことなんて
ありえねー状況でもありました。

いずれにしても 
人間基準で、栽培方法として
解釈する以上の理解はありませんでした。

それがなぜ!

8年が経過した今になって

にわかに燃え上がってしまったのか!!

次回へ続きます!

ここまでの内容にモヤモヤっとなった方は、、、

ジンジャーマンの生姜で

頭の血行を良くしてもらってから次回へ!(笑)

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