好きなもの(読書)を共有できる喜び | 詩真百年

詩真百年

ホラー映画と漫画アニメが生き甲斐。
近代文学、美術館、演劇など、とにかく創作物を見るのが好き。

半年以上前のことでしょうか。

文学関係のイベントに一緒に参加しないかと妹を誘ったところ、見事に断られてしまいました。

「いま、文学にそんなに興味がない」と。

 

私も妹も子供の頃から本が好きでしたが、私は読書への熱が冷めてしまった時期がありました。

そんなときでも妹は読書をしていたので、ずっと小説が好きだと思っていたんです。

だから読書への熱が蘇ってきたとき「今なら妹と好きなものを共有できる!」と喜んだのですが、想像とは違った結果になってしまいました。

 

「子供の頃、私に澁澤龍彦や小林多喜二の話をしてくれたじゃないか……」

そんなことを考え、彼らの本を見かける度に少し切ない気持ちになっていました。

 

ですが、最近妹が谷崎潤一郎や梶井基次郎の本を買ったという話を聞きました。

読んでみたい川端康成の本が同じでした。

これからは好きなものを共有できそうです!

 

……仕事とも映画や本の感想とも関係ない話ですが、本当に嬉しかったので書かせて頂きました。