はじめに、なかなか皆さんのブログにいけずに申し訳ありません。

 

そんな中いつも「いいね」をありがとうございます。

 

 

重い話なのであまり書かなかったのですが、

 

このブログを読んでくださっている猫飼いさんがいらしたので

 

その後の経過について書きたいと思います。

 

 

猫の病気のことなので、興味ない方はどうぞ「いいね」もスルーしてください。


 

うちの14歳になる猫が、リンパ腫の治療中に

 

角膜上皮剥離を伴う 角膜表層潰瘍になってから1ヶ月。

 

 

その後、膀胱炎にも悩まされ・・

 

今現在、膀胱炎は完治し、角膜はまだ完治の診断は頂いていませんが

 

ほぼ完治に違い状態です(表面がまだ凸凹しているようです)

 

 

【治療途中】

 

染色して拡大鏡で見ます。

 

蛍光に光っているところが穴があいてしまっているところ

(右目のほとんど)

 

 

【現在】

 

左目は角膜表層潰瘍はなく、

 

 

 

 

右目にまだ小さくある状態。

 

 

このままキープできていくことを強く願っています。。。

 

 

 

参考までにどんな治療をしたのか書いておきますので

 

同じ病気で悩んでいる飼い主さまの少しでも何かのきっかけに

 

なれば…と思います。

 

 

【原因】

 

リンパ腫の治療のために打っている抗がん剤や

 

ステロイドの影響で免疫が下がったため、

 

体の中にあったヘルペスウイルスが悪さをし、

 

角膜上皮剥離を起こし、目をこすったか何かをきっかけにして

 

角膜表層潰瘍が起こったと考えられる。

 

 

【治療としてやったこと】

・はがれた角膜を取り除く方法と取り除かない方法

点眼で麻酔をしてから作業します。
(これ・・・痛いんですって。。。。)
 
あまりに痛みがひどい場合は医療用コンタクトレンズを
入れることもあるそうですが、合わなくてすぐに取れてしまうことも・・・。
 
(一応、目のカーブにあわせたものを発注できるそうです。
2週間使えて8,000円くらいだそうです。)
 
 

主治医は眼科専門なので詳しかったのが幸いでした。

最初は、はがれた角膜は邪魔になるだけなので取り除き、

浮いているものも全て削り取った方が良いというお話でした。

(実際、眼科専門医では電動の機械で削り取るそうです…!)

 

ですが、その後色んな本で調べてくださり、

他の先生にも意見を聞いたところ、

「角膜をはがす方が再生が早い」という先生

「角膜ははがさない方が(完全に剥離してピラピラしているものは取り除く)再生が早い」

 

という先生がいて、現状どちらが有効かという判断がされていないとのこと。

 

うちの場合は先に右目に出て、その際ははがして

その後に左目に出たのでそちらははがさない処置をしました。

 

 

結果、左目の方が治りが早かったです。

 

 

・ヘルペスウイルスを抑え込む薬の投与

(錠剤なので自宅で経口投与。これが高い…1錠700円。

 1/3に割って1日3回飲ませる。これを3週間続けました。)

 

・点眼

(ロメワンという抗菌目薬を1日2回)

(ヒアルロン酸0.3%の使いきりタイプと、間接注射に使われるかなりどろっとした、注射器状になっているヒアルロン酸を1日頻回。気がついたときに何回も点眼しました。)

 

 

目薬はしみるようで(猫によってしみたりしみなかったりするみたい)

 

ほかのものに変えたりしたのですが、白っぽい、黄色っぽい

 

目やにが出たため(炎症を起こしているサインだそう)

 

ロメワンに戻したところそれがなくなったので、合っていたようです。

 

 

 

完治に見えてもいきなりべろっとはがれることもあるので

油断はしないでください、と言われました。

 

 

 

 

7月31日、容体悪化。

 

元気がなくなる。

病院で膀胱炎の追加薬をもらう

 

 

8月1日、リンパ腫が大きくなる

 

病院に連れて行き、L-アスパラギナーゼを投与。

 

 

8月3日

 

キロサイド(唯一脳にまで届くという抗がん剤)投与

 

 

少しずつ回復。

 

ご飯も食べられるようになり、ふらつきもなくなる。

 

 

ここ数日でもうだめかと思ったところに奇跡的に回復。

 

 

8月14日

 

キロサイド投与

 

 

ちょっと元気がない。。

 

ぐったりしている感じがこの前と同じように見える。。。

 

 

そろそろなのかな・・・・・。。。。