チンチン電車の日(8月22日 記念日)




1903年(明治36年)のこの日、東京電車鉄道の路面電車が新橋~品川で営業を開始し、東京で初めて路面電車(チンチン電車)が走った。
日本で初めて路面電車が走ったのは1890年(明治23年)5月4日に上野公園で開催されていた第3回内国勧業博覧会の会場内だった。また、日本で最初の一般道路を走る路面電車は1895年(明治28年)2月1日に開業した塩小路東洞院~伏見京橋の京都電気鉄道であった。

「チンチン電車」という通称の由来には2つの説があり、1つは、通行人への警報のために、運転士が足で床下の鐘(フートゴング)を鳴らす音から来ており、もう1つは、車掌が運転士にあるいは運転士が車掌に合図を送るために鳴らしていた鐘(あるいはベル)の音に由来する。