元パラ選手の中村智太郎さん、中学生に水泳指導 和歌山・かつらぎ町
2012年のロンドン・パラリンピック競泳男子100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した和歌山県橋本市在住の中村智太郎さん(39)が25日、かつらぎ町の町民プールで中学生に水泳を指導した。
神戸市に生まれ、橋本市で育った中村さんは、生まれつき両腕がない。「可能な限り、何でも一人でできるように」という両親の教育方針のもと、5歳のころからプールに通い、小学4年生までに四つの泳法をマスターしたという。
中学生のときに障害者の水泳大会をテレビで見て「競泳をやってみたい」と志した。00年に目標に据えた「パラリンピック出場」を4年後のアテネ大会で果たし、銅メダルを獲得。5大会連続出場となった21年の東京大会を最後に引退した。
現役時代さながらの美しいフォームでプールに飛び込み、足だけの推進力で力強い泳ぎを見せた中村さん。生徒たちは大きな拍手を送った。
「足を引いたときに足首が下を向かないように」「ひざは内側に向け、斜め後ろに蹴り出して」。中村さんは平泳ぎの泳法を、実演を交えて分かりやすく指導。「水泳の楽しさに加え、目標に向けてあきらめずに頑張ることの大切さを学んでもらえれば」と話した。
かつらぎ町は2022年夏から、町内にある二つの中学校の水泳の授業を「紀北水泳協会」に委託し、教員と協会の指導員が連携して生徒に教えている。(大野博)
かつらぎ町は、私の田舎です。
母校は、妙寺中学です。
こうして、パラ水泳を
知ってほしいですよね。
もともと、水泳の盛んな
土地柄です。
どんどん、オリ・パラの
代表が選ばれたら
いいですよね。
私の時代は、パラの選手は
いなかったですからね。
オリンピアンはたくさん
いましたけど・・・