競泳=五輪金7つのレデッキー、反薬物への信頼「かつてないほど低下」
[31日 ロイター] - 競泳女子の米国代表で、五輪金メダルを7つ獲得しているケイティ・レデッキーは、今夏のパリ五輪を前に、反ドーピングシステムへの信頼度がかつてないほど低いと語った。
レデッキーは「CBS ニュース サンデー モーニング」の取材に応じ、2021年の東京五輪前に中国の競泳選手23人がドーピング検査で陽性反応を示したものの出場が許可された問題に触れ、「そのようなアスリートと競うと分かっていながらパリに向かうのは簡単なことではない。一部の(反薬物)システムへの信頼はかつてないほど低いと思う」と語った。
この問題は、東京五輪開幕の数カ月前に中国の競泳選手らが心臓の薬に含まれるトリメタジジンの陽性反応を示したと複数メディアが報道。WADAは声明で、中国の反ドーピング機関から選手らが気付かずに薬物に汚染された状態で検体を提出したため陽性反応を示したと、2021年6月に通知されたと明らかにした。
その上で「最終的に、汚染がトリメタジジンの起源である可能性を否定する立場にはないと結論付けた」とし、「選手に過失や怠慢は認められない」と説明。また外部専門家の助言に基づき、中国の決定についてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴することは正当ではないと判断したという。
レデッキーは「なぜ、このようなことが起きたのか答えが知りたい。また、グローバルシステムへの信頼を取り戻すために、今後に向けた措置が取られることを心から望む」と述べた。
そうだよね。
中国の処分はおかしい
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そう判断しても、
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もっと、キッチリ
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平等ではないです。