相棒Season12  第6話「右京の腕時計」




右京(水谷豊)の腕時計が狂ってしまったようだ。右京の時計は精密な機械式時計。享(成宮寛貴)の時計は電池式のクオーツで右京にクオーツを勧めるのだが…。
 右京は享とともにいつも診てもらっている公認高級時計師(CMW)の津田(篠田三郎)に修理を依頼する。

その日の夜、時計輸入販売会社社長・藤井(井上純一)の遺体が、アパレルのヒットメーカー社長・関(辰巳蒼生)の別荘で発見された。死亡した藤井の会社は、津田の勤務先でもある。遺書も発見されたことから、経営難を苦にした自殺と思われるが…。




いつも手元で正確な時を刻んでくれる便利な腕時計。その時計の針を動かすためにはエンジン(動力源)が必要です。このエンジンのことをムーブメントといいます。腕時計のムーブメントは「機械式時計」と「クオーツ時計」の大きく2つに分けられます。



機械式時計とは、巻き上げたぜんまいがほどける力を動力とする時計のことで、英語ではメカニカルウォッチ(Mechanical watch)といいます。機械式ムーブメントの発明は腕時計が誕生する以前、ポケットウォッチ(懐中時計)を原点とし、その歴史は17世紀まで遡ります。


それに比べ、電池を動力源とするクオーツ式の腕時計が誕生したのは1970年代とごく最近のこと。伝統と格式を重んじるいわゆる“高級腕時計”は、メンズウォッチでは特にその多くが機械式のムーブメントを採用しているのです。


さて、そんな機械式時計は、動力となるぜんまいの巻き上げ方によって「手巻き」と「自動巻き」の2種類に分類されます。



昔の腕時計は、

殆どが手巻きでした。

父にもらった時計も

手巻きの腕時計でした。

毎日ゼンマイを巻かないと

停まってしまうんです。


高校入学でプレゼントしてもらった、腕時計は自動巻きの

時計でした。