男子1500m・吉居大和が3分39秒75の大会新V 「40秒切ることができてうれしい」/中部実業団対抗






第68回中部実業団対抗大会の1日目は5月11日、岐阜メモリアルセンター長良川で行われ、男子1500mは実業団ルーキーの吉居大和(トヨタ自動車)が3分39秒75の大会新記録で優勝した。


吉居はスタートからエバンス・ケイタニー(トヨタ紡織)の背後にピタリとつけ、400mを57秒、800mを1分57秒のハイペースで通過した。ケイタニーが1000m過ぎまでレースを牽引してレースを止めると、吉居は残り1周でペースを上げて1200mは2分57秒。最後までペースを落とさず、自己記録を3秒86更新した。

吉居は中大2年時の箱根駅伝は1区、3年時には2区で区間賞を獲得するなどエースとして活躍。昨年の日本選手権では5000mで8位に入っており、今年4月からトヨタ自動車に入社した。吉居は中部実業団連盟のSNSで「1500mは自己ベストで優勝することを目標にしていました。優勝できて、(3分)40秒も切ることができたのですごくうれしいです」とコメントしている。