『越後屋、お主も
悪よのう』と言うフレーズが頭の中に思い浮かんだんです。何故か?
ここ何週間の間、政治と金の
問題がテレビで話題になっています。
越後屋=民間企業
政治家=悪代官
悪代官と商人が夜な夜な小判を数えながらヒソヒソ話で悪巧みをしているシーン。
昔からあるんでしょうかねぇ~
ちょっと調べてみました。
歌川広重
名所江戸百景『する賀てふ』
両側にある店の暖簾には三越の
トレードマーク「丸に井桁三」が見えます。
それがずっと遠くまで続きますがこの通りぜんぶが三井越後屋だったのです。
現在も同じ場所で日本橋室町の
三越本店、両替店は三井住友銀行として営業しています。
日本橋の本通りから、三越本店と三井住友銀行の間を常盤橋の方へむかう道路がその位置にあたります。
広重の絵とおなじ構図ですね。
さて、店の中に入ってみましょう。
『浮絵駿河町呉服屋図(うきえするがちょうごふくず)』
1768年 歌川豊春
正面の両側の柱には「現金かけねなし」とありますがこれは「掛売りしませんよ、現金払い
ですよ」という意味です。
今では現金払いが当たり前ですが当時は掛売りで半期ごとに精算するのが常識でした。
それでは人件費がかさみますし
貸し倒れのリスクもあったため
現金払いを考案し徹底させたのです。その他にも主流だった訪問販売から店頭販売に切り替え、反売りから必要な分だけの「切り売り」にするなど、現在行われている方法に変えました。
それでは、まず販売方法からみていきましょう。当時の一流の呉服商は、得意先の屋敷を訪ねて商品を販売する「屋敷(やしき)売り」や、注文を聞いてからあとで商品を持参する「見世物(みせもの)商い」など、訪問販売が一般的でした。
ところが、越後屋はそうした従来の販売方法にとらわれず、「店前(たなさき)売り」と「正札現金掛値なし」という、画期的な販売方法を世界で初めて導入したのです。
越後屋が採用した店前売りとは、店舗を構えて商品を販売する方法でした。商人が店舗で顧客と対面し、好みや要望、予算に合わせて商品を蔵から持ってきて提示するという、いわゆる〝対面での接客販売〟をできるようにしたのです。
これは、顧客にとっても、店先でさまざまな商品や価格を見て、比較検討をしてから購入できるというメリットがありました。顧客とのコミュニケーションが深まることで信頼関係ができて、リピーターを増やすことにもつながったようです。
従来の屋敷売りでは、顧客によって商品の価格を変えて販売していました。支払いは盆・暮の2回払い、または12月のみの1回払い。しかも、掛けている分だけ高価格だったため、貸倒れや掛売りの金利がかさみ、呉服商にとっては資金の回転の悪さが悩みの種でした。
そこで越後屋は、店舗で販売する商品には「値札(正札)」をつけました。どの顧客に対しても商品を表示どおりの同一価格で販売し、現金取引を奨励。この販売方法は顧客に安心感を与え、支持を得ただけでなく、掛値なしで低価格にできるというメリットがありました。このとき、たくさん売って収益を上げるという〝薄利多売〟のビジネス・モデルが生まれたのです。
現金販売による収入は資金の回転を早めるため、経営が安定するだけでなく、仕入れ先にも喜ばれるようになったとか。こうした越後屋の商法に追随する呉服商が次々とうまれ、その後「新興呉服商」として主流となっていきました。
アメリカより200年も前に
このシステムで
経営していたと言うことです。
凄いですよね。
越後屋は本当に悪人だったのか?
「○○屋、お主も悪よのう」
悪代官の代表的なイメージのひとつが、「お主も悪よのう」という台詞である。ステレオタイプな場面設定としては、夜、悪代官の屋敷において悪徳商人(廻船問屋、両替商など)との謀議の際に、悪徳商人から袖の下(山吹色の菓子を詰めた菓子箱など)を渡された状況が挙げられる。悪代官といわれてこの台詞を連想する人も少なくないが、実際はドラマではあまり使用されていない。時代劇の悪代官役で知られる俳優の川合伸旺によると、これは田口計と共演したCM撮影時にアドリブとして生まれ、それが採用された結果視聴者にインパクトを与え、定着したとのことである。なお、この台詞につづく悪徳商人の台詞は、「いえいえ、お代官様ほどでは…」が代表的である。
その他の悪代官のイメージ
主人公(庶民に成りすました身分の高い誰か)が相手にその正体を明かし、潔く責任を取るよう命じた時の反応は作品によって異なるが、大抵は以下のどちらかに分れる。
「お、恐れ入りました……」
「実(まこと)の××様がこのような場所に来られるはずがない。××様の名を騙る狼藉者だ。出合え、出合えっ!」
と、言う訳で
役者のアドリブからと言う
事で一件落着
最後に
自民党県連元議長裏金要求?県連~支部で不正・悪徳をやってない所があるのか?
やっているから「政治選挙に金が掛かる」となり、金がかかるから金を要求、自分達で作ったジレンマ・負のスパイラル、そのツケを国民に回しているのでは?
全く信用が無い、逆に人間性・能力が疑わしく不正・悪徳もやってると思っている人種に「信頼したのに裏切られた」云々と言われたくないし、そも々誠実で不正がないと表したい側なら率先して録音録画を行い透明性を示す。
それがない時点で不正・悪徳やらかしてる、不透明は悪事の証、やったとみなすべきでは。
悪代官と越後屋(エチゴヤ)的な古い旧態依然の不正・悪徳・金に強欲・権力権限に寄生人種、いじめパワハラ側典型タイプが従う配下と共に一味をつくり、金と仕組みを塞き止め、人事を牛耳り自分の思い通りに従わせ、その上に血税や庶民の金をぼったくるやりくちは、ヤクザや暴力団反社会的勢力とかわらない。
1~5こういう人たちが牛耳っていると、心身と金銭の被害・損害、それが集まって経済損失、止めようとしたり新しいモノには妨害排除するので改革や成長ができない。
こう言う人達が経済成長・発展の妨げ、腐敗・トラブル・衰退・滅びの元凶。
日本国民は長い間これらの被害や損害に遭って、塞き止められているのだから個人の金は増えず、その埋め合わせで国の借金は増える。
なぜか、こういう人らを辞めさせる仕組みや取り締まる法律を作らず、取り締まらず、罰しない。
先々自分達にリスクとして返ってくるのに、公選公務員もだが、国民も血税の無駄遣いに対して甘すぎるのでは?
政治と金は、
切っても切れない関係ですよ。
政治家も悪いけど
我々一般庶民も
悪いんです。
『おぬしも悪よのう。』
『いえいえ、お代官様ほどでも』