卓が川辺で
勉強しているシーンを撮影
国の明勝・天然記念物にも指定された約2.3キロにわたる渓谷。四季折々の自然美を満喫できるスポット。
美しい棚田沿いを
パトカーが走るシーンを撮影
伝統的なたたら製鉄の技術が今もなお受け継がれている奥出雲町。砂鉄鉱山の広大な跡地は、豊潤な棚田として再生され、現在は特産品である「仁多米」が生産されている。
VIVANTだけじゃないんです。
昔の映画やテレビドラマの
ロケ地がまだあるんですよ。
映画『砂の器』あらすじ
1971年6月24日早朝、東京の国鉄蒲田操車場で殺害された男性の死体が発見されました。被害者の身元は不明で推定年齢50~60歳でした。事件の捜査にあたったベテランの今西刑事(丹波哲郎)と若手の吉村刑事(森田健作)は聞き込み捜査から、被害者は殺害の数時間前に現場近くのバーで若い男と一緒に酒を飲んでいたことを突き止めます。バーのホステスの証言によると、被害者は強い東北弁訛りで「カメダ」という言葉を何度も発言していました。東北の各県から「カメダ=亀田」姓の人物がリストアップされましたが該当者はなく、今西と吉村は秋田県亀田に行きましたが手がかりは何一つ発見できませんでした。その帰り、二人は列車内で天才音楽家の和賀英良(加藤剛)に遭遇します。
突き止めました。
砂の器は、亀嵩駅(奥出雲町亀嵩)が物語のキーワードとして登場し、町内は映画や民放ドラマの撮影地となった。駅近くの湯野神社参道入り口には、来町した清張さんが揮毫(きごう)した石碑がある。
松本清張の『砂の器』は、昭和35年(1960)読売新聞に連載された推理小説の傑作でベストセラーとなりました。“亀嵩(かめだけ)”の地名とズーズー弁が推理の鍵をにぎり、この地方がひろく知られるきっかけとなりました。
昭和49年(1974)には野村芳太郎監督で映画化され、漂泊する宿命の父子にかさねて日本の原風景が描写され、再び脚光をあびることとなりました。
記念碑は、湯野神社参道入り口に昭和58年(1983)松本清張の書が彫り込まれています。
14歳の水瀬杏(夏帆)は、母・美和子(戸田菜穂)と父・正弘(風間トオル)の離婚により母の実家・島根県に東京から移り住むことになった。当初は田舎独特の雰囲気と祖母・美佐代(藤村志保)に馴染めなかった杏だったが、近所に住む同い年の大悟(池松壮亮)や藤(塚田健太)、藤の妹・椎香(岡本杏理)たちと出会い、少しずつ自分の居場所を見つけることができた。そんな中、人生に疲れ果ててしまった母・美和子が杏を残して自殺してしまう。悲しみと後悔に暮れる杏を大吾は「おれが、ずっと一緒におっちゃるけん」と力強く抱きしめるのだった…。
あれから12年。様々な出来事を経て、26歳になった杏(松下奈緒)は婚約者の佐倉(高杉瑞穂)と東京で暮らしていた。そして、同窓会に出席するため、数年ぶりにあの懐かしい故郷を訪れるのだった。初恋の人・大悟(井坂俊哉)が住む島根に…。
仁摩サンドミュージアム
主人公『杏』が母親と訪れ、砂時計を買ったシーンとして登場するのが、ピラミッド型の外観が印象的な『仁摩サンドミュージアム』。ドラマ版『砂時計』もここで撮影が行われました。
館内には、映画のシーンにも登場する『一年計』や、砂を使ったオブジェなどが展示されています。この『一年計』は、1tもの砂を一年かけて落とす世界最大の砂時計です。毎年12月31日には、この砂時計を反転させ、新しい年を迎えるイベントが行われます。
出雲大社
『杏』と『大悟』が縁結び祈願に訪れた『出雲大社』は縁結びの神様「大国主大神(おおくにぬしのみこと)」で有名。毎年神在月の頃になると、日本各地の神々が出雲大社に集まり、男女の縁だけでなく、その他の色々な”縁”を結ぶ「神議り(かむばかり・会議)」を行うそうです。
映画の二人のような出会いを求めている人、多くの縁を結びたいと思う人はぜひ訪れてみてください。
川平駅
ここでは、『大悟』に想いをよせる『椎香』が『杏』に自分の気持ちをぶつけるシーンが撮影されました。また、『杏』が島根から東京へと帰る場所であり、大人になった『杏』が婚約者を連れて帰ってくる場所でもあります。
駅舎のすぐ前には、立派な桜の木があり、春になると満開の桜がとてもきれいなスポットです。
木村酒造
近所に住む『月島 藤、椎香』の家が営む『月島酒造』の撮影が行われた『木村酒造』。昔懐かしい雰囲気をそのままに、地元で収穫された酒米と大江高山の伏流水で作られたお酒は極上の味です。
諏訪神社
『諏訪神社』では、『杏』と『大悟』がお参りして鈴を鳴らそうとしますが鳴らず、大悟が「今度出雲大社に行こうか。」と杏に告げるシーンが撮影されました。
鳥居をくぐり境内へ向かうと、とても静かで穏やかな空気に包まれます。
断魚渓谷
『杏』たちが林間学校で訪れた「断魚渓谷」。生徒達が川で水遊びをしてはしゃぐ中、川に入ることなくひとりぼおっとしている『杏』。それに気づく『大悟』。
『断魚渓』は、江の川の支流、濁川が流紋岩を削ってできた渓谷で、奇岩怪石が連なる絶景スポット。映画のシーンのように、水遊びをしたり、美しい清流を眺めながらリフレッシュできる場所です。
石見海浜公園
白イルカで有名な『しまね海洋館「アクアス」』のすぐ近くにあるのが『石見海浜公園』。夏は海水浴客でにぎわい、テニスコートやケビン、オートキャンプ場などもあります。
ここは、中学生の『杏』が『大悟』に砂時計を預け、大人になり『大悟』が『杏』に砂時計を返した琴ヶ浜の設定。二人の間に流れた”時”を感じさせる場所です。
三瓶山
東京から婚約者を連れて島根に帰ってきた『杏』。墓地へと続く山道の途中、『杏』は『大悟』とすれ違います。二人が久々の再会を果たした場所です。
三瓶山は四季折々の自然風景が見られるスポット。冬はスキー客でにぎわいます。豊かな自然の中でのびのびと過ごしたい人におすすめです。
島根県にロケ地
聖地巡礼に
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