(東ドイツの選手選択方法~「東ドイツの水泳教程」より)
1965年に旧東ドイツで出版された本の訳本
 
 
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この本を探していたんです。
図書館には、ありません。
ネットのサイトで見つけました。
 
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子どもの選択から3年間の選抜トレーニング
 
①両親が子どもに課された要求を支援し満たすことができ、飛び込みに興味を示す子どもを選択する。
 
②飛び込みに対する子どもの才能を長期間かけて選抜トレーニングでチェックする。
 
③一般的コンディション能力とコーディネーション、飛び込みの基本技能を養成し完成する。基礎飛び込み技を完成させる。
 
④負荷耐性の向上、トレーニング頻度の増大、難易度向上をしていく。
 
 
 
 
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コーチと選手は、次のことを心がけるようにする
 
①飛込への興味を盛り上げる。日々高まってくるトレーニング負担を楽しんで行うようにさせる。
 
②競技に適した生活方法と日常についての知識は当然になるべきである。
 
③種目の理論知識を身につける。専門用語、技術的基礎、ディティールの説明、競技規則。
 
④質の高い運動感覚の形成とシステマティックな負荷の向上を養成。トランポリン、体操、バレエ、ボールゲーム、陸上競技などを行い、広範な運動体験と基本技能を身につける必要がある。
 
⑤飛込の技術的基礎の習得と完成
 
⑥精神的特性とスポーツ的能力を包括した、モラル的な本質がレベルを決定する。(????意味がよくわからない????)
という広範囲な課題のために子どもの選択を慎重に行う。
 
 
 
 
 
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まず本質的な前提条件としての選択基準は身長、体重、姿勢、プロポーション、柔軟性である。
 
①身長と体重
 
相対的に小さく、非常にパワーがある者でなくてはならない。180cm以上の親は子どもに他のスポーツを行わせるべきである。子どもに必要な身長と体重は 115-120㎝ 体重は20㎏以下。
 
②姿勢とプロポーション
 
 
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姿勢やプロポーションは推測できる負荷耐性、運動学習能力、健康状態を外観的に判断できる。このため、肩幅が腰幅より広い(図参照 左が○右が×です)背骨が浅いS字かまっすぐ漏斗胸でない、腹がたるんでいない脚は、普通のながさで、X脚O脚でないすべての筋の輪郭線がわかる
③柔軟性-伸展性
 
 足、腰、肩の関節の柔軟性が要求される。足関節と足指関節の柔軟性と伸展性は美的な目的の為のみに必要である。
 股関節の柔軟性は蝦型を上手く演技するために必要とされる。
 肩関節の柔軟性は正確な入水姿勢をとるため必要とされる。とりわけ後方入水においては肩の柔軟性に左右される。バランス保持や空中での優雅さに影響を与える。
 
 
 
雷社会主義体制では、このくらいの選別がかけられたのでしょう。人気スポーツで裾野が広いと才能のある子が飛込を選んでくれて、選別ということができるのでしょう。
 
 
 
(ネット引用)
 
 
 
もみじフグもみじフグもみじフグもみじフグもみじフグ
もう一冊有ったような気がします。(東ドイツ関係の本)
探してみます。
あの強かった東ドイツの秘密を、知りたいですね。