歯の神経を抜いた


神経が死んでしまい、ほっぺたが腫れたからだ。



歯医者を後にした後、20分ほど経つと、ものすごい痛い。


麻酔が切れてきたからか。


痛み止めを飲んでも痛い。

のたうち回る痛さ。


そのまま保育園のお迎えの時間に突入した。



痛い痛いとのたうち回っていると

「ママが痛いの、私のせいかもしれない」という長女。


えええ!?なんでそうなるの?



理由を尋ねても、理由になっていない。

「私のせいかもって思うだけ」



とても驚いた。そんなふうに感じていたことに。



歯の痛みを、他人が引き起こすことは難しい。

その説明を試みた。


「たとえば風邪だって、誰かのせいじゃなくて勝手になっちゃうじゃん。あいつに風邪をひかせてやるぜ〜へっへっへっ って思っても、風邪ひかないよ。歯も同じだよ」



ふんふん。と頷く長女。


「だけど、へっへっへ〜で、本当に痛くなっちゃったらどうする?」

「魔法で痛くしたのかも。だったらどうする?」



おふざけではなく、心配しているようだ。



「私のせいだったらどうする?」

「まあ、とりあえず、歯医者に行って治してもらうよ。長女のこと、大好き大好きだよ。」



「なんで?」

「理由ナシ!!!」



そんな会話をすることになった歯痛の夜だった。