つぶやきブログになります。
一年前義父が自宅で転倒し、急性硬膜化出血で生死をさまよいましたが、一命をとりとめ、今は寝たきりではありますが少し会話ができるくらいになりました。
転倒当初一ヶ月は意識がなく、声かけに対し開眼する、頷けばいいほどのレベルでした。右麻痺もありました。
今は麻痺も改善し、臥位にすると柵を持てるくらいです。
コロナの影響もあり、病院も面会できない状態から徐々に緩和され15分程度の面会ができるようになりました。
今日久しぶりに娘を(義父からすれば孫)連れて面会にいきました。
義父は孫の手をずっと右手で握り、帰る間際まで手を離しません。
嬉しかったんでしょう。
病室を出ると娘は、涙を拭いていました。
私もその気持ちがわかるのでそっとしていました。
しばらくして娘が
元気だったじいちゃんが寝たきりになって辛い気持ち、帰ろうとしてるのに離さない手。さみしかったと。
素直な気持ちを伝えてくれてうれしかった。
私も、2年前祖母を亡くしました。
施設に入所し、看とりに入りました。
食べることが大好きだった祖母はもう食べれない状態になっていた。
痩せて頬が痩け、骸骨ようになっていました。
それでもスタッフの方は食べ物を口に運んでくれ、アロマを焚き、夜には天井にプラネタリウムのようなものを映し出してくれていました。
元気だった祖母が衰えていくのをみて
私は(孫として)すごく辛かった。そしてスタッフの優しさが嬉しくて嬉しくて。感謝しかなかった。
娘も今、そんな気持ちなんだろうと思った。
素直な気持ちが聞けて、そして共有できてなんとも言えない、気持ちです。