人のセックスを笑うな
(2007)
出演:永作博美/松山ケンイチ/蒼井優/忍成修吾/あがた森魚
監督:井口奈巳
原作:山崎ナオコーラ 「人のセックスを笑うな」
じわじわとヒットし、ロングランしたこの映画。
タイトルに妙な挑発を感じ、興味をもてなかったのですが
松山ケンイチさんが役を自分に寄せたというので気になって見ました。
今まで松山さんは、原作の有無にかかわらず、役にどれだけ近づけるか
その役になれるかといったことを考えたりもしたそうですが
(原作を捨てなければそれ以上にはなれないとも言っていましたが)
この作品では、素を出さざるを得なかったと語っていました。
19歳の大学生みるめと、39歳の奔放な女性ユリのお話。
原作、未読です。
見た感想は
19歳と39歳といっても、永作さんは反則です。
全然、39歳の役目を果たしていない(笑)。
でも、実際にリアルな39歳が演じたら、あんなにリアルなのに美しいものにはならなかったでしょう。
永作さんは可愛らしくて、小悪魔というには綺麗過ぎた。
恋愛や不倫を美化しようという意図はなかったはず。
でも少しそう感じてしまったんですよね。
この作品で特に目に付くのは、ここはアドリブかなぁと思うようなところ。
それが自然さを生む演出なんでしょうけど、演技の合間にアドリブが出るというより
即興劇の繋ぎ合わせを見ているようでもありました。
私はあまり好きではない方法だけれど、永作博美、松山ケンイチ、蒼井優という役者3人が揃っているので
その演出が良い方向にいっていて、これはこれで面白いものを見られたというのが一番の感想。
素直に恋愛しようという勇気の持てるところが、この作品の良さだと思います。
女性監督らしい、女性の好きそうな作品になっていると思うのですが、男性はどう感じたのでしょうか。
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