内地に猛烈な勢力の台風19号が近づいていますね。
今回石垣島で暮らす私が台風の時にしている備えをご紹介しますので参考にして下さい。
石垣島では何年か毎に↓こんな事になります。
信号柱が折れて地面に叩きつけられた信号機。
暴風で飛び逆さまに墜ちた普通自動車↓
暴風に煽られひっくり返った軽自動車↓
石垣島では強い台風の直撃を受けると車が飛んだりひっくり返ったりするのが常なんですが、
大事な車を台風の被害から守るためにも、
台風が近づいたら燃料は目一杯満タンにして車を少しでも重くして、
↑資材に余裕があったら車に重量物を載せて下さい。
私は物干し台の土台とコンクリートブロックを載せています。
暴風に煽られても車が動かないように輪止めもします。
私はビーチコーミングで見つけた輪止めを使っていますが、カー用品店でも売っています。
防風戸(雨戸)は暴風で吹き飛ばされそうになる時があるので、
資材があれば重量物で歯止めをします。
しかし防風戸を閉めていても雨水がサッシの隙間から浸入する事もあり↓
もっと風が強いと浸入した雨水が噴水の様に吹き出して、周囲が水浸しという時もあります。
家電があったらアウトです。
その吹き出しを防ぐために、
新聞紙をレール部分に詰め込みます。
新聞紙がビタビタに濡れたら交換します。
ペット用のオシッコシートだとかなり水を吸ってくれるので、それを詰めても良いです。
窓に防風戸が無い時はネットを張って飛来物を防ぎます。
画像はお借りしました。
そのネットですが飛来物は防げても風は防げません。
暴風が窓に直撃した瞬間はガラスが歪むのが分かります。
更に酷いと窓ガラスが割れます。
それを防いだり、たとえガラスが割れてもガラスの飛散を防ぐために、窓ガラスに目張りをしておくのも良いです。
画像はお借りしました。
ガムテープだと結露すると剥がれてくるので、養生テープが良いです。
そして停電対策として懐中電灯や電池を準備しておくのは勿論ですが、
冷凍庫で容器に入った沢山の氷を準備しておきます。
そうすれば停電になってもかなりの時間冷気を保てます(開け閉めは少なく手短に)
経験では24時間は優に持ちます。
そして停電になって情報が欲しい時は、ラジオは勿論のこと、使わなくなったワンセグ付きガラケーを引っ張り出してみて下さい。
(写真は先月台風でもないのに突然停電した時のもの。石垣島は台風でもないのに現代でも停電が相次ぎます。)
携帯の電池があまりにも放電してしまうと起動出来ませんが、起動出来れば電話機能は使えなくてもテレビが受信出来ます。
ワンセグ携帯があって起動出来れば今からでも充電しておく事をオススメします。
あと停電で送水設備がダウンして断水になる事もあるので、湯船や洗濯機等に水を貯めてトイレ等生活用水に使って下さい。
台風19号の暴風域に入りそうな地方の方は十分にご注意下さい。
ご無事を祈ります。