与那国島一周マラソンの翌日の話になります。

 
翌日は奥方のお友達のランニング仲間とビーチコーミングやボトルディギングを計画。
防潮林にも突入することを考えて、作業着・手袋・長靴・ヘルメット・草刈鎌・強力蚊取り線香&携帯線香皿・虫除けスプレー(飛行機にも載せられるガス式じゃない物)・2リッターの水タンクを背負えるリュックを持ち込んでいました。
ちなみにこれらは普段の標準装備になります。
 
これだけ気合いを入れて臨んでいたのに・・・
レンタカーも借りたのに!!
 
雨・・・雨・・・・・・雨・・・・・・・・・

雨が止まないうえに風も強くて、明らかに昨日のマラソンの時より天気が悪いです。
 
仕方ないのでビーチコーミング等は諦めて、レンタカーを使って島内の施設やお店を巡るスタンプラリーに挑みました。

16箇所のうち8箇所のスタンプを入手すれば景品として500円~2000円相当の与那国島の特産品が貰えます。

これは与那国馬ふれあい広場。
 
車でアチコチ巡りましたが、雨のため写真は殆んどありません。
とりあえず8箇所のスタンプが貯まったので、お昼頃には景品が貰える与那国空港に行きましたが・・・
景品はもう無くなっていて、お塩の小袋を頂きました。
このスタンプラリーについては島の人がマラソン前日から巡っていたとか聞いた時にはフェアじゃないなと思ったし、あと施設が日曜日のため休館でスタンプを出していない所も複数あったのは笑うしかありませんでしたw
 
お昼ご飯は与那国空港のレストランで八重山そば。

 
カフェでお茶をしたりしました。
 
帰りのチャーター便は前日と同じジェット機で15時丁度の出発なので、それに合わせてレンタカーを返却。
空港で手続きをして飛行機を待っていたら15時になっても飛行機が来ません。
低い雨雲のため上空待機のアナウンス。
そのうち定期便のプロペラ機が悪天候で欠航になり、チャーター機は燃料不足のため石垣空港へ。
今度は元から予定されていた臨時便のプロペラ機が雨雲の間隙を縫って着陸。
チャーター機も燃料補給を終えて与那国島に向かっていると聞いて安堵していたんですが、またも雨雲のため上空待機。
そして一向に着陸せぬまま燃料不足のため石垣空港へ。
この頃で18時前。
私は欠航が濃厚になってきたと踏んで、昨晩泊まった宿に電話をして部屋を仮確保。
 
そしてチャーター便欠航のアナウンスが流れたのは18時半頃。
「・・・・お詫びを・・・」と流れた時には、何とも言えない落胆のどよめきが聞こえました。
 
すぐに宿に電話をして部屋を確保。
荷物を受け取るのに時間がかかり、お迎えに来てもらったのは19時半過ぎ。
急遽の宿泊で夕食も朝食もないので、20時まで営業の商店に駆け込みました。

写真は翌朝のもので日本最西端のお店です。
 
ギリギリの時間で食料を確保して、

侘しくも有難い夕食を奥方と頂き、早めに就寝して空港で6時間余り待機した疲れを癒しました。
 
与那国島マラソンの翌々日は月曜日。

そしてまたも雨・・・
チャーター便はこの日も15時出発予定となったので、お昼過ぎまで時間があります。
9時過ぎには宿のお父さんに空港まで送ってもらって、空港の数少ないコインロッカーにビーチコーミングの装備が入った大荷物を預け、本数は少ないけど何と無料の路線バスに乗って、祖内と言う集落へ。
マラソンの時に着ていたカッパを着て(捨てないで良かった)奥方のお友達も含め集落内を散策。

雨が降り続いていたので写真は少ないですが、島で唯一のパン屋さんに行ったり、

前日に行ったカフェでランチを食べたりしました。
カレーがとても美味しかったです。
 
バスの運行時間に合わせて13時過ぎには空港へ。
午前の散策中に強い雨に見舞われ、その後も雨が降り続いていたので、またも欠航になるかと心配でした。
 
しかし14時過ぎに待望のチャーター機が到着。

着陸の際のジェットエンジンの轟音が聞こえた時には歓声が聞こえました。
 
これでやっと石垣島に帰れます。
雨なのであまり良い景色は見られませんでしたが、

石垣空港へ着陸の前にウチの宿が見えました。
 
今年の与那国島一周マラソンは雨や欠航に見舞われたりしてトラブルが多かったですが、無難に対処できたので、終わってしまえば良い思い出になりました。

来年もまた与那国島一周マラソンを走ろうと思います。
 
~終わり~