飯田線の温田(ぬくた)駅。


温田駅は、泰阜(やすおか)村にありますが、天竜川の対岸に位置する阿南(あなん)町の玄関口です。


すぐ近には天竜川が流れており、南宮峡と言われる景勝地が広がっています。


ちなみに、温田駅は無人駅です。



〜 温田(ぬくた)駅 〜


温田駅のご案内。


温田駅は特急伊那路の停車駅です。

飯田方面の景色。

飯田方面の景色。

飯田方面の景色。

豊橋方面の景色。

豊橋方面の景色。

温田駅は、飯田線秘境駅号は立ち寄りませんが、飯田行きの秘境駅号と豊橋行きの秘境駅号がすれ違いを行う、注目すべき駅なのです。

ちなみに、乗車中のお客さんは降りることはできません。

まずは飯田行きの秘境駅号が温田駅に到着。豊橋行きの秘境駅号が来るまで、しばし停車。

秘境駅号の到着シーンはこちら。


しばらくすると、豊橋行きの秘境駅号が温田駅を通過します。

秘境駅号の通過シーンはこちら。

秘境駅号と秘境駅号がすれ違う、ビックイベントが完了したら、飯田行きは温田駅を発車。

秘境駅号の発車シーンはこちら。


〜 南宮(なんぐう)大橋と南宮峡 〜


温田駅のすぐ近くを流れる天竜川に架かる橋は、県道飯田富山佐久間線の南宮大橋です。

南宮大橋は、飯田線の列車の車窓からも見える、美しい斜張橋です。

空に向かってそびえ立つ、高さ75メートルほどの主塔は、圧巻の存在感を放ちます。

このあたりは南宮峡と言われる景勝地です。

景観に配慮したその美しい姿は、信濃の橋百選にも選定されています。

こちらは泰阜村ですが、対岸は阿南町です。

南宮大橋から望む下流側の景色。

さすがは景勝地。
南宮大橋から抜群の絶景が展望できます。

南宮峡には、温泉宿の南宮温泉もあります。

南宮大橋から望む上流側の景色。

まさに絶景!

橋を渡り切ると阿南町です。

あちらは対岸の泰阜村です。

一つ、裏ワザをご案内。

飯田線は運行本数が少ないので、日中の時間帯は3時間ほど次の列車の到着を待つ場合があります。

が、阿南町が運行するコミュニティバスを使えば、ほどよい時間帯に飯田方面に行くことができます。

コミュニティバスは、温田駅前や南宮大橋のすぐそばにある県立阿南病院から乗ることができます。

まさに救世主。

コミュニティバス飯田病院前行きは、快適道路の国道151号線を経て、天竜峡駅・飯田駅方面に向かいます。

温田駅への訪問で、待ち時間をもて余しそうなときは、使ってみてはいかがでしょうか。


以上、温田駅と絶景が望める南宮大橋と南宮峡のご案内でした。

秘境駅巡りや秘境駅弁など、飯田線についての記事は、以下のリンクよりご覧になれます。

飯田線のブログへのリンクです。 

注)写真は秘境に架かる孤高の吊り橋、竜田橋です。