令和5年3月21日の火曜日の祝日。
近鉄の観光特急しまかぜは、運行開始から10周年を迎えました。
本日は、待ちに待った、しまかぜ10周年の記念日です。
近鉄さんからのリリース。
〜 おかげさまで10周年 ! これからも走り続けます 〜
乗ること自体が楽しみとなる、が、コンセプトの観光特急しまかぜの運行開始10周年を記念して、これまでのご愛顧への感謝と、これからも、より多くのお客さまにご利用いただきたいとの思いを込め、2023年3月21日(火・祝日)から、「しまかぜ運行開始10周年キャンペーン」を実施します。
とのこと。
しまかぜ好きには、5年に一度のビックイベントがやってまいりました。
大阪・京都・名古屋から伊勢志摩へ、多くの観光客とくつろぎの時間をのせて走り続けて、早や10年。
5周年の時は、賢島駅で盛大にセレモニーが開催され、しまかぜ3編成並びも実現されました。
10周年のアニバーサリーも、期待が膨らむばかりです。
と言うことで、本日は友人と二人で、記念すべき10周年を迎えるしまかぜに乗車して、お祝いをしたいと思います。
いつもなら新幹線で名古屋に出向きますが、本日は久しぶりに乗る在来線をのんびり楽しみながら、近鉄名古屋駅を目指します。
まずは、掛川6時15分発の普通列車岐阜行きに乗車します。
浜松駅より以東を走る東海道線では珍しい、転換クロスシート車です。
静岡が全国に誇る、恐怖のロングシートではないので、超ぉ快適。
そのまま乗り続ければ、名古屋方面に行けますが、浜松駅で下車して、次の列車に乗り換えます。
浜松7時07分発の普通列車豊橋行き。373系特急型車両による、普通列車です。
特急料金不要なのに、リクライニングシートでゆったり移動できる、乗り得列車。
373系は、国内屈指の秘境を走る飯田線の特急伊那路、飯田線秘境駅号でも使用されている、味わい深い列車です。
飯田線に興味がある方は、以下のリンクにより記事をご覧下さい。私は飯田線も大好きです!
浜松から乗車した、特急料金不要の373系で快適な時間を過ごし、豊橋駅に到着。
豊橋で名鉄線に乗り換えます。
豊橋8時02分発の快速特急新鵜沼行き。
名鉄線に乗るのは、10年ぶりだろうか?
お久しぶりの、名鉄沿線の懐かしい景色を堪能し、名鉄神宮前駅に到着。
実は、静岡の高校を卒業してから2年間、このあたりの専門学校に通っていたので、神宮前はとても馴染み深いところです。
六番町のあたりに寮があったので、バス通学だったことも思い出し、込み上げる青春時代の懐かしさに浸りながら、20年数ぶり? となる熱田神宮へ参拝。
しまかぜ10周年の祝福と、今日の旅路が無事に遂行できることを、祈願します。
久しぶりに来た熱田神宮は、くさなぎ広場がお洒落にリニューアルされていました。
参拝を終えて小腹が空いたので、名古屋名物「宮きしめん」で、腹ごしらえをします。
熱田神宮に約1時間ほど滞在し、満を持して名古屋駅に向かいます。
神宮前駅から名鉄線に乗り、近鉄名古屋駅に着きました。
いつもは新幹線からの乗り換えですが、本日は名鉄線からの乗り換えです。
名鉄線からの近鉄線への乗り換えは、初めての経験かも。
多くの人で賑わうホームで、顔なじみのアテンダントさんたちと挨拶を交わしていると、記念すべき10周年を迎えたしまかぜが入線。
本日はカフェ席の大混雑が予想されるので、到着後は脇目も振らずに、4号車カフェ車両に直行します。
いつもなら、車内販売の準備があるので、カフェのオープンはしばらく待ちですが、本日はアテンダントさんの別動隊が既に乗車しており、車内販売の準備が整っていました。
さすが10周年。
男性のスタッフも含めて、名古屋発着便のしまかぜには、8人、いや9人? ほどのアテンダントさんが乗車していました。
こんな豪華なアテンダントさんの勢ぞろいは、初めての経験かも。
10周年、凄っ!
名古屋駅を発車後、すぐにカフェ席に案内してもらえたので、早速10周年の記念グッズを購入しまくります。
しまかぜ10周年記念オリジナルグッズのラインナップはこちらです。
〜 10th アニバーサリーソーダ 〜
さわやかな味のソーダですが、しまかぜのカフェで飲むと、さらにさわやかになる一品で、しまかぜをイメージしたブルーもいい感じです。
〜 記念メダル 〜
車内限定販売。各発着便限定300個。
大阪・京都・名古屋発着便毎にシリアルナンバーが刻印されています。
ちなみに、私のシリアルナンバーは005でした。
〜 ペーパーウェイト 〜
車内限定販売。限定500個です。
10周年記念のロゴ入り。
〜 フェイスタオル 〜
しまかぜの素朴な図柄と、10周年記念のロゴがデザインされています。車内限定販売。
〜 ネクタイピン 〜
〜 サーモンステンレスマグ 〜
真空の2層構造で、温かいコーヒーや冷たいお飲み物が長時間楽しめます。
以上、しまかぜ車内で販売されている、10周年記念オリジナルグッズのご案内でした。
カフェ席では、隣の席の友人が食べていた、カレーの甘い匂いの誘惑に負けて、松坂牛カレーもオーダー。
食後のスイーツは、バニラジェラート。
カフェ席で、流れゆく景色を眺めながら、松坂牛カレーとバニラジェラートを堪能し、名古屋から乗車したしまかぜは、あっという間に終点の賢島駅に到着。
本日の賢島駅では、しまかぜ5周年の時みたいな盛大なセレモニーは全く行われておらず、いつも通りの賢島駅でした。
しまかぜ3編成並びも実現されず。。。
もはや、しまかぜ3編成並びは、伝説と化してしまったのか?
気を取り直して改札を出たら、特設会場にて記念グッズが販売されていたので、賢島駅でもグッズを購入しまくります。
記念グッズ購入の任務が完了したら、賢島港へ移動します。
賢島での行きつけの食堂、なかよし水産で、しまかぜ10周年への乗車の余韻に浸ります。
なかよし水産は、しまかぜへの乗車や、伊勢志摩へのツーリングでもよく立ち寄る食堂。
海鮮バーベキューがおすすめです。
先ほど、しまかぜでカレーを食べたばかりなので、海鮮バーベキューを友人と二人でシェアします。
いつも元気でノリのいい大将の笑顔に乾杯。
もちろん、締めのラーメンも友人とシェア。
最後に、しまかぜの車内販売でバゲットサンドを提供している、「カフェ エントラーダ」さんにお邪魔して、ドリンクを購入がてら、顔なじみのスタッフさんとの談笑を楽しみます。
しまかぜのアテンダントさんも、お昼の休憩によく立ち寄るカフェ エントラーダ。
本日は、業務が忙しいので、こちらにくる余裕はないとのこと。
ほんと、この日のアテンダントさんの頑張りには、頭が下がります!
帰りもよろしくお願いします。
春の賢島は、とにかく多くの観光客で賑わっていて、コロナ前の観光需要が確実に戻ってきている感じでした。
賢島での楽しいひと時を過ごしたら、京都行きのしまかぜの発車時刻が迫ってきたので、賢島駅に戻ります。
京都行きのしまかぜでは、季節限定のスイーツセットを堪能します。
賢島から乗車した京都行きのしまかぜとは、宇治山田駅でお別れです。
宇治山田駅の売店でお土産を購入して、次は名古屋行きのしまかぜに乗車します。
カフェ席では、持ち込みの飲食は禁止されているので、撮影のみさせてもらいました。
確か、しまかぜ紅白まんじゅうは、おかげ横丁まで行かないと買えない代物だったかと。
偶然にも、友人が宇治山田駅の赤福売店で売っているのを、発見してくれました。
私自身は、宇治山田駅で売っていないと思い込んでいたので、熱田神宮参拝のご利益に感謝!
以下、賢島駅にて購入した、しまかぜオリジナルグッズをご案内。
しまかぜゴルフマーカー。
行きのしまかぜでは、松坂牛カレーを堪能したので、帰りは松坂牛重を食べようと思います。
が、やはりしまかぜの松坂牛カレーは大人気のようで、カフェ車両内に、皆さんが食べているカレーの甘い匂いが、ぷんぷん漂っています。
ほんとに、しまかぜのカレーは美味しいので、カレーの匂いの誘惑に負け、帰りも松坂牛カレーをオーダーです。
もちろん、食後のバニラジェラートも最高です。
帰りのしまかぜでも、10周年の楽しいひと時を過ごして、あっという間に名古屋に到着。
お世話になったアテンダントさんたちとお別れの挨拶を交わして、近鉄名古屋駅を後にします。
もちろん、帰りは新幹線で帰ります。
祝しまかぜ10周年。
これからも、伊勢志摩へくつろぎの時間をのせて、走り続けて下さい!
終わり。
しまかぜ5周年の詳しい内容は、こちらの記事をご覧下さい。