飯田線は、奥深い山あいを走る国内屈指の秘境路線で、沿線にはたくさんの秘境駅が点在します。
春や秋の行楽シーズンには、臨時列車の飯田線秘境駅号が運行され、連日超満員の観光列車として高い人気を誇ります。
また、普通列車に乗ってお目当ての秘境駅を思う存分満喫する熱烈なファンもいるなど、秘境ロマンにあふれます。
本日は、伊那路4号豊橋行きに乗って、飯田駅から豊橋駅間の沿線の素敵な冬景色を車窓動画でご案内します。
飯田線の特急は、長野県の飯田駅から静岡県の中部天竜駅を経て、終点の愛知県の豊橋駅まで、秘境感が漂う山あいをのんびりと駆けぬけます。
こちらは長野県の飯田駅。
また、伊那路4号は真冬の夕暮れ時の秘境感を存分に堪能できます。さらに指定席をチョイスすれば、閑散期なので乗客はほとんどおらず、孤独感も味わえます。
それでは、飯田駅を発車です。
豊橋への長い旅路の始まりです。
切石(きりいし)駅付近で、Ω(オメガ)カーブをぐいっと曲がります。
山並みが中央アルプスから、南アルプスへと移ろいゆきます。
夕暮に映える南アルプス。
時又(ときまた)駅を過ぎると、伊那谷を流れる天竜川が間近に迫ります。
まもなく天竜峡。
伊那路4号は天竜峡駅を発車。
天龍峡を流れる天竜川を渡ります。
千代(ちよ)駅を通過。
唐笠(からかさ)駅を通過。
泰阜(やすおか)ダムのダム湖沿いを走ります。
門島(かどしま)駅を通過。
伊那路4号は、天竜川の渓谷の急峻な斜面を駆け抜けます。
田本(たもと)駅を通過。
温田(ぬくた)駅に到着。
温田駅を発車。
しばらく天竜川の景色が続きます。
為栗(してぐり)駅を通過。
平岡ダムのダム湖沿いを走ります。
まもなく平岡。
平岡駅に到着。
伊那路4号は平岡駅を発車。
鶯巣(うぐす)駅を通過。
伊那小沢(いなこざわ)駅を通過。
中井侍(なかいさむらい)駅を通過。
長野県から静岡県に入り、飯田線最強の秘境駅の小和田(こわだ)駅を通過。
大嵐(おおぞれ)駅を通過して、飯田線の最長トンネル、全長5063mの大原トンネルに入ります。
水窪(みさくぼ)駅に到着。
伊那路4号は水窪駅を発車。
飯田線の珍鉄橋、渡らずの鉄橋を渡って城西(しろにし)駅を通過します。
相月(あいづき)駅を通過。
まもなく中部天竜。
中部天竜駅に到着。
中部天竜駅で乗務員の交代を行ないます。
乗務員の交代が完了し、伊那路4号は中部天竜駅を発車。
早瀬駅を通過。
大千瀬川を渡り、浦川駅を通過します。
静岡県から愛知県に入り、東栄駅を通過。
すっかり闇夜となりました。伊那路4号は新城(しんしろ)駅を発車。
真冬の闇夜に神々しい光を放つ、カーマホームセンター新城店を通過。
豊川の市街地に入り、東名高速の豊川インターチェンジ付近を通過します。
まもなく豊川。
豊川駅に到着。
伊那路4号は豊川駅を発車。
途中、国道151号豊川バイパスの綺羅びやかな夜景が車窓に映ります。
国道247号小坂井バイパスをくぐります。
豊川(とよがわ)放水路を渡ります。
一級河川豊川(とよがわ)を渡ります。
まもなく豊橋。
伊那路4号の終点、豊橋駅に到着。
飯田からの長い旅路を終えて豊橋駅4番ホームに佇む伊那路4号。ほんとに味わい深い特急です。
以上、飯田駅から豊橋駅間の素敵な冬景色のご案内でした。