私の愛車は軽トラです。


以前には、R34スカイライン・2ドアのターボ車が愛車でした。嫁さんよりも付き合いの長い、私の大事な相棒です。


R34がデビューすると同時に購入し、独身時代から苦楽をともにしてきましたが、走行距離が30万キロをこえてガタがき始めました。

新車購入時から全く故障がない、いい車だったので、大規模改修工事をして、50万キロあたりで乗り潰すつもりでした。


が、前々から譲って欲しいと頼まれていた友人の熱意にうたれ、苦楽をともにしたR34の余生は、友人に託すことにしました。。。


と言うことで、今の私の愛車は軽トラです。

我が家は嫁さんの車がミニバンで、娘たちもそれぞれマイカーがあるので、私の場合、軽トラで十分事足ります。

嫁さんに頼まれた買い物や、県外遠征のロングツーリングをソツなくこなす、私の大事な相棒です。

ちなみに、チューニングを施こしているので、高速道路やワインディングで、ドライビングプレジャーを快適に楽しめる、自慢のツーリングカーです。

こちらが愛車のしまかぜ君。近鉄特急しまかぜが大好きなので、愛着の意を込めて、相棒をしまかぜ君と命名しました。

何年か前に、しまかぜ君と伊勢志摩にツーリングに出かけたことがあります。

しまかぜの写真は撮りましたが、しまかぜとしまかぜ君とのツーショットを撮ることは、頭の片隅にこれっぽっちもありませんでした。

いま思えば、ツーショットを撮っていなかったことが、ちょっぴり心残り。

いつか必ず、しまかぜと相棒のしまかぜ君とのコラボを実現させたい。。。

と言うことで、

しまかぜとしまかぜ君のコラボを実現するために、新年早々、静岡から一般道をひたすら走り、迎春の伊勢志摩に行って来た!

しまかぜと軽トラを並べちゃいます!乞うご期待!

いつもなら高速道路で移動しますが、本日はお正月の夜で道は空いているので、のんびり国道23号線を駆け抜けます。

国道23号線は、我が地元の静岡県と愛知県との県境が起点で、豊橋東バイパスが国道1号潮見バイパスに接続されています。

終点は、三重県の伊勢神宮内宮のすぐ目の前です。

静岡・愛知の県境から、国道23号線を西へ約200kmほど走れば、伊勢神宮内宮へ通じることに、国道のロマンを感じます。

国道ロマンを感じながら、久方ぶりに走る国道23号線のナイトランを堪能し、真夜中の伊勢神宮内宮に到着。

明るい時にしか来たことがないので、自然と気持ちが高ぶります。

ライトアップされた大鳥居は、とても神秘的で、幻想的な雰囲気に満ちています。

大鳥居をくぐり、五十鈴川にかかる宇治橋を渡ります。ライトアップされ、こちらもとても幻想的。

参道は想像以上に暗闇です。それはそれで、闇夜のパワースポット感を、ひしひしと感じることができます。

ライトアップされた、五十鈴川の河原の御手洗い場。石畳みから身を乗り出し過ぎると、川にドボンしちゃいそう。闇夜の河原はスリル満点です。

参道を黙々と歩き、正宮へと続く石畳みの階段に到着。階段はしっかりライトアップされているので、安全にのぼることができます。

二千年以上の歴史をもつ聖地は、古代から未来へと、闇夜の空にオーラを放ち続けます。

今夜は晴天で、宇治橋の上空に浮かぶ綺麗な月が、ロングドライブの疲れを吹きとばしてくれ、素敵な初詣となりました。

真夜中の伊勢神宮に参拝したら、鵜方の近くのビュースポット、安乗崎(あのりさき)へ。

ちなみに、鳥羽展望台から朝日を見るため、パールロードを駆け抜けて、入口にたどり着いたら夜間閉鎖でバリケードが閉まってた!

が~ん、初日の出が見えるってネットに出てたので、鳥羽展望台は夜中も入れる場所だと思い込み、営業時間は調べてなかった!

と言うことで、急遽、安乗崎へ移動。

寒空の中、岬から素敵な朝日が見えました。

安乗崎で朝日を見たら、さきしま半島をドライブして、半島の最先端を目指します。

志摩を代表する海水浴場、御座白浜海水浴場に来ました。風光明媚なあご湾と雄大な太平洋は、このあたりで交わります。

御座白浜は海水の透明度が高く、南国ビーチの白い砂浜として、有名な海水浴場です。

せっかく、さきしま半島に来たので、映画・ドラマのロケ地として有名な、大王崎にも寄ってみます。

灯台と断崖絶壁がサスペンス感を盛りあげます。月曜ゴールデン「十津川警部シリーズ 伊勢志摩殺人迷路 」を思い出し、真冬の海を眺めながら、しばらくもの想いにふけります。

もの想いにふけっていたら、お腹が空いてきたので、賢島へ移動。

そう言えば、昨日の夕方に娘たちと行った、炭火焼きレストラン「さわやか」で、ハンバーグ&リブロースステーキをがっつり食べてから、何も食べてなかったかも。。。

「さわやか」のハンバーグは、しまかぜのアテンダントさんが、静岡に行ったら必ず食べる!と言わしめる、静岡県内限定のご当地グルメです。ぷち情報でした。

賢島で行きつけの食堂、なかよし水産で海鮮バーベキューとラーメンで腹ごしらえをして、メインイベントのしまかぜの撮影に備えます。

賢島で美味しいものを食べて腹ごしらえをしたら、グーグルマップでチェックした撮影ポイントの候補地を巡り、現地の状況を確認します。

五知駅の近くに、車の通りが少なくて、撮影をするのに持って来いのポイントを発見しました!

背景の景色もわりといいので、ここに決定。あとはしまかぜを待つだけです。

道路の高さも丁度よく、線路もいい感じでカーブしてるので、結構期待できるかも。
注)沿線は田畑で農作業をする車が通ります。ここで撮影をする場合は、地元の方への配慮を充分にして下さいますよう、お願い申し上げます!

毎度のことながら、走るしまかぜを撮影する時は、異様にテンションが上がります。

しかも、我が愛車のしまかぜ君の本格的なブログデビューの撮影なので、プレッシャーもかかるし、わくわくもするし、寒いのでスマホの手ブレが心配だし。。。

と、一人で勝手に盛り上がっていると、しまかぜ来たー!

前代未聞の、しまかぜ × 軽トラ!

トップバッターの名古屋発のしまかぜが、しまかぜ君の横を通過します。

年末に、しまかぜ君をぴかぴかに磨いておいて、よかったぜ!

両車ともに超絶かっこいい!

しまかぜのロゴマークとのコラボもバッチリ。

しまかぜとしまかぜ君、最高です!

って感じで、しばらく余韻に浸っていると、次は京都発のしまかぜが通過。

このアングルから見るしまかぜも、超絶かっこいい!

しまかぜ君とランデブーしてるみたい!

テンションマックスです!

ハイデッカー展望車の先頭1号車。

しまかぜのロゴマークがあるのは2号車。

二階建てのカフェ車両は3号車。

和風・洋風個室、サロン席は4号車。

5号車一般車両。

5号車のロゴマークと最後尾6号車。

やはり、しまかぜの走る姿は爽やかで優雅です。

お次は大阪難波発のしまかぜが通過。

最初のアングルが迫力があったので、微修正してもう一度トライ。

やっぱり超絶かっこいい!


このアングル最高じゃん!

走り去るしまかぜの雄姿を、じっくりご覧下さい。

先頭1号車。

2号車一般車両。

3号車カフェ車両。

4号車グループ車両。

5号車一般車両。

最後尾6号車。

しまかぜ怒涛の3連発!まさに感無量!

大興奮の渦の中、最後のしまかぜが登場。

回送列車となり、賢島駅から鳥羽駅を目指す、名古屋発着便のしまかぜです。

→→→の鳥羽方面に向かっています。

車内清掃がまだなので、座席が賢島方面を向いています。

バックで走っているように見えるのが、ちょっぴりお茶目です。

これにて、しまかぜとしまかぜ君とのコラボは完了。悲願達成です。

我が愛車のしまかぜ君、堂々たる存在感で、しまかぜ映えしてました。軽トラのくせに、大したやつです。

追伸。しまかぜ以外の近鉄特急たちと、しまかぜ君のコラボもどうぞ。

スタンダードタイプの特急。

ビスタEX。

黄色い伊勢志摩ライナー。

赤い伊勢志摩ライナー。

しまかぜとしまかぜ君の撮影が終わったら、伊勢志摩の観光を再開。

後半は、絶景の見える展望台を駆け巡ります。

まずは、お久しぶりの横山展望台で、あご湾の風光明媚な美しい景色を満喫します。

横山展望台からは、賢島と志摩半島、その先に太平洋を望めます。

ちなみに鵜方の街なみも一望できます。

横山展望台を堪能したら、次は鳥羽展望台へ。

今日の早朝、夜間閉鎖を知らずに来訪し、あえなく撃沈したので、本日二度目となるパールロードを駆け抜けてきました。

展望台から雄大な太平洋を望みます。天気が快晴なら、伊良湖岬と御前崎、その先に富士山が見えるみたい。凄っ!

伊勢湾の景色もいい感じ。

鳥羽展望台へのリベンジを果たし、次は伊勢志摩スカイラインを駆け上り、朝熊山頂展望台に来ました。

標高555mの山頂にポツンと佇む天空のポスト。インスタ映えを狙って、空飛ぶほうきで写真を撮ってる人、何人かいました。。。!

展望台から望む、鳥羽湾の素晴らしい景色。こちらも天気が快晴なら、伊良湖岬と御前崎、その先に富士山が見えるみたい。

朝熊山頂からは、伊勢湾に流れ込む五十鈴川や、宇治山田港の景色も眼下に望めます。

山頂展望台は360度のパノラマなので、伊勢志摩の山なみの向こうに、太平洋も望めます。

西側に目を向けると、奥伊勢の山なみです。

伊勢志摩スカイラインには、他にも絶景が見える展望台があります。

朝熊山頂展望台から山を少し下り、一宇田展望台に来ました。

伊勢から松阪へと続く伊勢平野を一望でき、夜景も綺麗に見える展望台です。

余談ですが、伊勢志摩スカイラインは、急勾配でカーブもきつい、相当なワインディング道路ですね。

とても軽トラで走る道ではないですよ。

でも、私の相棒のしまかぜ君はチューンドカーなので、ぜんぜん余裕で走れます!

一宇田展望台からの景色を堪能したら、そろそろ夕暮れが迫ってきました。

曇り空で夕日が見れるか怪しいけど、せっかく訪れた伊勢志摩なので、夕日へのかすかな望みをかけて次の展望台のある、さきしま半島へ移動します。

大王崎の近くの、ともやま公園内にある桐垣展望台に来ました。

桐垣展望台は、あご湾に沈む夕日が見れる、人気の撮影スポットです。

が、やっぱり空には雲が立ち込めてる!

我が静岡の富士山も、全貌が見えるのは、一年の内の三分の一ほどなので、こればかりは仕方ありません。

でも、夕暮れのあご湾のトワイライトを、ばっちり堪能できたので、夜のとばりが下りるまで、しばらくもの想いにふけりました。

以上で本日の全工程は終了です。これより静岡への帰路につきます。

行きは一般道をひたすら走りましたが、帰りは高速を使って、一目散に静岡を目指します。

丸一日かけて伊勢志摩を駆け巡り、しまかぜと絶景を満喫できたので、いつまでも想い出に残る、楽しいお正月になりました。

ちなみに、まだ他に気になる撮影ポイントの候補地があります。

いつかそこでも、しまかぜと愛車のしまかぜ君とのツーショットを撮影をしてみたい。。。


と言うことで、後日そちらにも行って来た!

撮影現場は、志摩磯部駅のすぐ近くで、伊雑ノ浦(いぞうのうら)の湖畔のすぐそばです。

伊雑ノ浦の対岸は、志摩スペイン村。

本日の撮影場所も、車の通行は少ないので、思う存分、しまかぜとしまかぜ君の撮影ができそうです。
注)沿線は田んぼで農作業をする車が通ります。ここで撮影をする場合は、地元の方への配慮を充分にして下さいますよう、お願い申し上げます!

思いのほか風が強いので、スマホを構えていると、わりと風のアオリを受けてしまう。。。

しまかぜの名前の由来である、志摩に吹くさわやかな風は、本日、強風で暴れまくっています!

果たして、撮影中はしっかり踏ん張りきれるか? と、寒空の中を待ち続けていると、お待ちかねのしまかぜが、来たー!

まずは名古屋発のしまかぜが通過します。

鋭いコーナリングからの、

しまかぜ!

コーナリング中のしまかぜは、とても躍動感にあふれます!超絶かっこいい!

お次は、しまかぜ君のポジションをちょっと移動してみます。

京都発のしまかぜが来ました!

ん、さっきとあんまり変わらない?

いや、さっきよりシャープで迫力があって、超絶かっこいい!アングルもいい感じ!

本日も、テンションマックスです!

ハイデッカー展望車の先頭1号車。

しまかぜのロゴマークがあるのは2号車。

二階建てのカフェ車両は3号車。

和風・洋風個室、サロン席は4号車。

5号車のロゴマークと最後尾6号車。

やっぱり、しまかぜの走る姿は爽やかで優雅です!

お次は、回送列車として鳥羽駅を目指す、名古屋発着便のしまかぜが通過。

反対方向に走っているので、当然ながら、しまかぜの特徴である丸目2灯のデュアルライトは、消灯しています。

こちらに向かってくるのとは逆に、流れゆくしまかぜもいい感じ!

でも、走り去るしまかぜを見るのは、やっぱり寂しい。。。

さらにしまかぜ君のポジションを、もうちょっと移動してみます。

本日最後の撮影です。青空も広がってきました。

最後の大トリは、大阪難波発のしまかぜ。

このショット、「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」で、主役機ガンダムが敵のキャメル艦隊を駆逐すべく、闇の中から閃光のように登場するシーンを彷彿させます。

高熱源体接近!
余談ですが、私はガンダムも大好きです!

ちなみに、しまかぜ君が停まっているあたりから、線路が直線になります。

最終コーナーからの、メインストレートへの立ち上がりみたいで、超絶かっこいい!

しまかぜのガンダム顔と、しまかぜ君のガンダム顔も、しっかりコラボできました!

ここから上り坂となるので、しまかぜは加速を開始。

最後に走り去るしまかぜの雄姿を、目に焼きつけましょう!

先頭1号車。

2号車一般車両。

3号車カフェ車両。

4号車グループ車両。

5号車一般車両。

最後尾6号車。

最終滑走の大阪難波発のしまかぜは、胸のすくような加速音を轟かせ、去って行きました。

これにて、しまかぜとしまかぜ君のコラボは終了です。任務完了!

本日も、しまかぜ怒涛の3連発+回送しまかぜを無事に撮影できて、感無量です。

風が強くて思ったより寒かったけど、約40分間にわたる、しまかぜの撮影タイムは、興奮していたのであっという間の時間でした。

黒い三連星のように、しまかぜ3兄弟にリアル・ジェットストリームアタックを仕掛けられているような感覚となり、とても楽しいひと時を過ごせました。

またいつか、しまかぜとしまかぜ君のコラボの撮影をしに、伊勢志摩に来たいです!


せっかくなので、最後に相棒のしまかぜ君のプロフィールを紹介しておきます。

派手な外観はあまり好みではないので、あくまでも、どノーマルな外観にこだわります。

しまかぜ君のエクステリアで、一番気に入ってるのが、ガンダムのデュアルアイを彷彿させるヘッドライト。

純正のセンターグリルは、メッキ仕様でキラキラしているので、納車前にボディー同色に塗り替えました。

さり気なく付いているリップスポイラーは、さり気ないけど、高速走行時に驚くほど空気を切り裂いてくれます!

ホイールはインチアップした14インチで、あえて男の鉄チンホイールにこだわります。

タイヤはYOKOHAMA BluEarth AE-01 155/55R14 69Vを履いています。

大径ホイールと薄型扁平タイヤが、しまかぜ君のただ者ではない感をさり気なく演出。

もちろん、車高はノーマルです。

が、タイヤの外径が純正より小さくなったため、結果的に1cmほどローダウンとなりました。

内装は、タコメーターをインパネ手前の目立たない場所に設置しています。

ステアリングは純正ではなく、ミラ・イース用の高級感のあるステアリングに交換。

ヘッドライト、ポジョニングランプ、フォグランプはLED化しているので、夜間の視認性は抜群です。

ウインカー、テールランプ、ナンバー灯は純正のハロゲン仕様。

マフラーもノーマルなので、後ろから見たら、ただの軽トラです。

ノーマル仕様の外観とはうらはらに、マシンの中身はがっつりアップデートしています。

ピラーロールバーと、リーフアンダーバーを装着し、ヤワなボディ剛性を強固に補強。

ボディがカチッと引き締まり、鬼のような直進安定性を手に入れました。

横風なんて、へっちゃらです!

さらにタイトコーナーでは、スポーツカーのようにぐいぐい曲がる、ハンドリングマシンへと激的に進化。

しまかぜ君は、高速道路やワインディングを閃光のように駆け抜ける、自慢のツーリングカーです。

バッテリーは左右に1個ずつ搭載しています。

ツインバッテリーからの、パワーリアクターの送り込みにより、車全体に帯電している静電気を大幅に除去。

ロスの少ないスムースな走りが可能となり、燃費や静粛性が格段に向上しています。

追加バッテリーはインバーターに接続しているので、車両側との接続をオフにすれば、エンジンを切ったまま100V電源やUSB電源の使用が可能です。

もちろん、パワーアップもしてあります。

燃調・エアフロー・イグニッション関係のサブコンピュターをそれぞれ搭載。

さらに、ステンレス製のエキゾーストマニホールド、ファンネルエアクリーナー、サブラジエーターなど、軽トラではありえないパーツも装着しています。

しまかぜ君の、パワフルでトルクフルな走りは、新東名の御殿場ジャンクションから引佐ジャンクション間を、制限速度120km/hで弾丸のように快適なクルージングができます。

また、スイッチオンで四輪駆動となる機動力を活かし、ハード過ぎて泣きたくなるような道路状況の酷道・険道の走破も、難なくこなします。

ちなみに、4速オートマで、マニュアルミッションではありません。

以上、軽トラのくせに、とんでもないポテンシャルを秘めたツーリングカー、しまかぜ君の紹介でした。

以前には、R34スカイライン・クーペのターボでブイブイ言わせていましたが、結婚して歳をとると軽トラで丁度いいくらいです。

ちなみに、しまかぜ君の本名は、ダイハツのハイゼットトラックです。。。!

おわり。