特急「はくたか」は、金沢から北陸線と北越急行のほくほく線を経て、上越新幹線が停車する越後湯沢までを結ぶ長距離列車。

日本海を間近に見ることができる北陸の看板特急です。


こちらは金沢駅で発車スタンバイ中のはくたか。これより越後湯沢までの長旅が始まります。


金沢を発車して約1時間、富山と新潟の県境にさしかかるあたりで、ようやく日本海と出会います。


北陸自動車道の海上高架橋が日本海に突き出る、北陸街道随一の難所、断崖絶壁の天下の剣で有名な親不知を通過します。

親不知は、古代の北陸街道・旧国道8号線・現在の国道8号線・北陸自動車道と、第四世代にわたる街道の歴史ロマンが楽しめ、道路好きなら一度は行ってみたい観光名所です。


北越急行の線路「ほくほく線」に入ると、豪雪地帯に突入します。


こちらは六日町付近。


もちろん豪雪地帯です。


国内有数の豪雪地帯を駆けぬけて、上越新幹線の停車駅の越後湯沢に到着したはくたか。


雪景色のなかを静かにたたずみます。


特急「はくたか」は、平成27年3月14日の北陸新幹線の長野~金沢間の開業に伴って、その歴史に終わりをつげました。


特急「はくたか」は運行終了しましたが、同時に運行を開始した北陸新幹線「はくたか」として、その歴史ある名前はしっかり受け継がれ、新しい時代を走り続けています。


もちろん、北陸新幹線からも日本海の絶景が楽しめます。こちらは糸魚川駅付近。


新幹線から日本海がこんなに近くに見えます。


北陸新幹線は、お天気がよければ金沢の手前で日本海の夕陽を見ることができます。


こちらは上杉謙信公ゆかりの地、上越妙高駅。


北陸新幹線の長野~金沢間の開業に伴って、金沢〜新潟間を結ぶ特急「北越」が運行終了となりましたが、新たに上越妙高〜新潟間を結ぶ特急「しらゆき」が運行されています。

しらゆきも日本海の絶景が楽しめます。

上越妙高を発車します。
雪景色の妙高山が車窓に映ります。


上越地方の交通の要所、直江津を発車。



柿崎をすぎると日本海に出会えます。これより日本海が間近に見える絶景区間!



海沿いの駅、米山を通過します。


せまりくる真冬の日本海の荒波。
まさに大迫力の絶景です!


柏崎を発車。



しらゆきは越後平野を駆けぬけます。
車窓に見える大きな河川は信濃川です。



以上、特急に乗って日本海をめぐる旅のご案内でした。