今回は冷え(寒)について述べたいと思います。
7月の中頃位からか冷えからくる腰痛患者
さんをよく診かけます。
年齢は40~60代の人が多いです。
この時期、室内はエアコンでガンガンに冷え込んで
おります。それが長時間にもなると冷え症でない人
でも体内に冷えを溜め込んでしまいます。
20~30代の元気な人などは多少冷えを感じても病気
にはなりません。
しかし、虚労(老化)が現れる年代になってきますと
冷えの溜め込みは腰痛も含め病気の起因になります。
冷えはその人の身体の1番弱っている所に居すわり
痛みや痺れとして現れます。
ここで冷えの対処法をいくつか紹介いたします。
1、 冷飲食の過剰摂取を避ける。
2、 夏野菜の摂り過ぎに注意する(トマトやキュウリ、ナス)。
3、 長時間のお風呂やサウナは控える。
4、 夜間の冷房はいいのですが痛みや具合が悪い部位
にタオルや腹巻を巻いて寝る。
上記の2と3を簡単に説明いたします。
2、本来、夏野菜は身体を冷やす作用があります。
ですので摂り過ぎは良くありません。
3、汗のかき過ぎは必ず冷えにつながります。
特に持病持ちの人や冷え性の人は控えてください。
老化を感じる年代になってくると体内の諸機能が低下して
きます(免疫力の低下)。そして冷えは身体の弱りに助長し
さまざまな病気を発症させてしまいます。
次回は冷え(寒症状)が身体にとって何故よくないのか
を病理説明するつもりです。
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