7月7日(日)
七夕の日に行われた東京都知事選。
投票に行ってきました。
私は今回の選挙で初めて、
政治に「参加している」感覚になりました。
こんなこと言ったら、
「だから最近の若者は〜!」と呆れられて
しまうかもしれませんが、
誰がやっても変わらない、
政治家のことを信用できない、
たかが私の一票で何も変わらない
と思ってたんです。
よく聞くセリフですよね。
でも、今回は選挙前から結果発表まで
結構積極的に情報を取得しました。
その結果、いい意味でこの数週間
一喜一憂できました。
「参加できた」証拠だと思います。
すごく逆説的ですが、
今、「価値ある無力感」を感じています。
私は現在アラサーです。
東京都の最新のデータが見つけられなかったのですが、おそらく30代人口は東京都全体の約15%、18〜29歳も約15%、合わせて30%程度の割合だと思います。
どこまでの年齢を「若者」と呼ぶかは
議論がありますが、
仮に35歳までだとすると、
若者の選挙における影響力は30%未満と
いうことになります。
今回、有力といわれた候補者たちが
若者支援や子育て支援を提唱していましたが
そのターゲット層の18歳〜30代の
母数がそもそも少なく、
つまり一票の影響力が小さい。
これには無力感を覚えます。
この議論はよくメディアでも取り上げられます。
(この記事↓はなかなかとんがった意見もあります)
そして、この無力感は、
じわじわとしかし確実に、
「悔しい」に変わってきています。
今までは、そんな負の感情さえも
沸きませんでした。
それが今回、
こんな気持ちになったこと自体が
私の中で「価値があった」と思っています。
だから、価値ある無力感。