どうも、ASKです。
北の大地では、ようやく平地でも雪が降りましたね。
今年は雪が遅いので、シマフクロウ保護活動的には助かっております。
今日は、巣箱の撤去作業をしました。
このブログでは、新しい巣箱をかけたよ!という報告は何度もしていましたが、古い巣箱を外したよ!という報告ってあまりしていませんでしたよね。
巣箱はかけ続ければ良いのではなく、時には撤去した方が良い場合もあるのです。
古くなって破損して、シマフクロウが利用するにはちょっと危ない場合、
周りの環境が様変わりして、環境がシマフクロウの生活に適さなくなった場合、等々。
今回は古くなった巣箱を外した訳ですが…
巣箱をかけてからの年月が長くなると(ハカセによると1995年あたりにハカセが架けたもの)、当然かけてある木も成長する訳でして。
固定している針金を切っても巣箱はびくともしませんでした。
ハカセが必殺飛び蹴りをくらわせても。
どうやら成長した木の幹は、上手いこと巣箱を巻き込みつつ成長していた様です。
自然てスゲーすね。
ハカセが樹上でジタバタとすること数分、何とか木に抱かれた巣箱を引き離す事に成功し、ようやく巣箱は地上に落下しました。
その瞬間!
割れた巣箱の隙間から何かが飛び出しました。
モモン…ガ?
あ~、ごめ~ん!!
せっかく冬に備えてぬくぬくと過ごせるいい場所見つけたのにね!
今夜も冷え込むので何とか代わりの巣が見つかるといいんだけど…。
ホント、ごめん!
(心からそう思う)
そうそう、こんなにほのぼの作業している背後では…
秋の風物詩…
木彫りで有名な…
あの!
鮭捕り熊さん居りました。
(こっちはもうドキドキ)
行き帰りの道中では、立派な角を携えた雄鹿さんが、
「雌鹿どこじゃ~い!」とイライラ地団駄踏んで居りました。
(人間でごめんなさい)
皆様、冬支度に余念がないようです。
邪魔してごめんね。
(多忙な野性動物に向けた謝罪)
とにかくお疲れ様でした。
(あ、これは撤去巣箱に向けた労いです)
近くには10年前に別の巣箱も架けてあるので、ご安心を。
ASK