雨予報の日でしたが観察会は実施。
京王線長沼駅から歩いて浅川河川敷へ向かいました
ヒゲナガカワトビケラ 髭長川飛螻蛄(トビケラ目ヒゲナガカワトビケラ科)
体長11~18 mm、翅開長27~48 mm
長沼駅の高架下にいました。
湯殿側と浅川の合流点の長沼橋から眺めていると…
キジ 雉子(キジ目キジ科)♂80㎝、♀60㎝
留鳥
3羽のキジが下流から飛んできました。
そのうちの2羽がにらみ合ったままじりじりと間を詰めてきます。
しばらくにらみ合っていましたが、突然右の1羽が根負けしたかのように後ろを向き・・・
飛び去りました。バトルが始まるかと思ったのにな~
タヒバリ 田雲雀(スズメ目セキレイ科)16㎝
冬鳥(本州以南/旅鳥(北海道)
河川敷にはたくさんの小鳥が飛び交っていましたが遠くて・・・
イカルチドリ 桑鳲千鳥(チドリ目チドリ科)19ー21㎝
留鳥(全国で記録があるが、繁殖は本州、四国)
アオジ 青鵐(スズメ目ホオジロ科)14-16㎝
留鳥/漂鳥/冬鳥(本州中部以北で繁殖。冬は主に本州以南)
カワウ 河鵜(カツオドリ目ウ科)80-101㎝
留鳥/南西諸島では冬鳥
アオサギ 青鷺(ペリカン目サギ科)90-98㎝
留鳥/漂鳥(本州北部以北では主に夏鳥)
オオバン 大鷭(ツル目クイナ科)36-39㎝
留鳥(本州、福岡、大分)/夏鳥(北海道)/冬鳥(四国、大分以南)
さいかち池で・・・
モズ 百舌(スズメ目モズ科)19-20㎝
留鳥/北海道では主に夏鳥
カワラヒワ 河原鶸(スズメ目アトリ科)14-16㎝
留鳥(本州~九州、伊豆諸島)/夏鳥(北海道)北方のものは冬期、暖地へ移動する
トビの羽が散らばっているのを発見
集めて並べてみました。
近くを探索すると草むらの中に死骸を発見!
すぐそばには電車の鉄橋があり、バードストライクにあったのではないかと推測されました。気を取り直して・・・
アリスイ 蟻吸(キツツキ目キツツキ科)17-18㎝
少ない漂鳥(北海道、東北地方北部で繁殖し、本州中部以南で越冬)
対岸の遠くの木に何かが飛んできて止まり、とりあえず撮ってみたら・・・何と、アリスイ
すぐに飛んで行ってしまったのでこんな写真しか撮れませんでした。
ムクドリ 椋鳥(スズメ目ムクドリ科)22-24㎝
留鳥/少ない冬鳥(南西諸島)
クワコ 桑子(チョウ目カイコガ科)
成虫は開張32~44mm、幼虫は36mm程度
絹糸をつくるために品種改良されたカイコの原種といわれています。カイコは飛べませんがクワコは飛翔します。
ニトベミノガ 新渡戸蓑蛾(チョウ目ミノガ科)
本州、四国、九州、対馬、屋久島、奄美大島、徳之島、沖縄諸島に分布し、リンゴの果実・柿の葉・クヌギなどを食べる。幼虫では体長1 - 2 cmと小さいものもいる。
ヒメウズ(姫烏頭)キンポウゲ科
別名:トンボソウ
メダケ(女竹)イネ科
途中で曲がって垂れ下がるのが近縁種との見分けポイント。
棹鞘の上端は斜めになっている。メダケの竿はザル、籠、簾、笛、ウチワなどの民芸品やチクワの芯にも使ったという。
サイカチ(皁莢、皂莢)マメ科
別名:カワラフジノキ
さいかち池の名前の由来ともなっている。
棘がすごい。種子は利尿や痰を切る漢方薬として、鞘はエゴノキと同じようにサポニンという物質が含まれるため、水に浸けると泡立つ。昭和の頃までは、サイカチの煮汁を洗濯石鹸代わりに使った。
アレチウリ(荒れ地瓜)ウリ科
北米原産で日本では本州以南で帰化植物として知られ、特定外来生物に指定されている。また、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
ハリエンジュ (針槐)マメ科
別名:ニセアカシア 幹や枝に棘のあるエンジュの意。
日本の侵略的外来種ワースト100に選定(日本生態学会)されている。
2024年2月21日撮影