大正12(1923)年に日本初の公園墓地として誕生し、

令和5(2023)年4月1日に開園100周年を迎えた多磨霊園が

「初めての野鳥観察&墓所ツアー」を実施しました。

この霊園には著名人の墓が多数あり

園内の歴史的遺構や著名人墓所を巡りながら野鳥観察をするというツアーです。

講師に野鳥写真家の叶内拓哉さんを迎え

解説をいただきながらの楽しい観察会でした。

 

 

メジロ 目白(スズメ目メジロ科)11-13㎝  

留鳥(九州以北。九州以南でも越冬個体もいる)

ハゼの木の実は鳥たちに大人気でたくさんの野鳥が訪れていました。

 

 

ジョウビタキ 尉鶲(スズメ目ヒタキ科)14-15㎝ 

冬鳥(北海道、長野で繁殖例がある)

墓石の間を行ったり来たり。

 

 

 

霊園はたくさんの木に恵まれています。

 

 

 

ジョビオ君とは別のテリトリーでエサを探すジョビ子ちゃん。

 

 

ヒヨドリ 鵯(スズメ目ヒヨドリ科)27-28.5㎝ 

留鳥/漂鳥(大隅諸島以南だが、冬期は沖縄で観察されることがある)

松の大木に絡みついたカラスウリに群がるヒヨドリたち。

 

カラスウリを食べるヒヨドリを見たのは初めてだったので夢中でシャッターを押しました。

 

止まり木がないのでホバリングをしながら・・・

 

たくさんいてどの子に焦点を合わせたらいいのか迷うほど。

 

美味しそうに食べています。

 

 

ハゼの木にも群がっていました。

 

 

オオカワラヒワ 大河原鶸(スズメ目アトリ科)14-16㎝ 

冬鳥(北海道以南)

群れが飛んできましたが範囲が広いので一枚に収まりません。

 

 

 

 

 

コゲラ 小啄木鳥(キツツキ目キツツキ科)15㎝ 

留鳥(本州中部以北)

近くの木にもう一羽。つがいだそうです。

 

 

 

 

このポーズは何?

 

 

食事の邪魔をしないで・・・と言われているような滝汗 

 

 

モズ 百舌(スズメ目モズ科)19-20㎝  

留鳥/北海道では主に夏鳥

とってもかわいい女の子ラブ

 

 

 

シメ 鴲(スズメ目アトリ科)18㎝ 

冬鳥(本州中部以北では少数が繁殖する)/留鳥(北海道)

 

 

 

 

ツグミ 鶇(スズメ目ヒタキ科)23-25㎝ 

冬鳥

 

 

近づきすぎてしまった2羽が見つめ合うことしばし・・・

 

テリトリー争いが勃発むかっ

 

 

 

 

決着がついたかに見えたが・・・

 

まだまだ・・・

 

お互いにそっぽを向いたと思ったら・・・

 

何事もなかったかのようにまた採餌を始めました。どうやら引き分けのようです。良かった、良かった!

 

 

ハシブトガラス 嘴太烏(スズメ目カラス科)42-57㎝ 

留鳥

ツグミ劇場の観客。

 

 

アオゲラ 緑啄木鳥(キツツキ目キツツキ科)29㎝ 

留鳥

 

目と目があったら・・・

 

飛ばれてしまった泣くうさぎ

 

頭頂部のみが赤いこの子は♀。♂はくちばしの上から赤い。

 

 

 

 

 

 

 

ツミ 雀鷹(タカ目タカ科)25ー32㎝

留鳥/冬鳥/旅鳥(沖縄諸島以北)中部以北の個体は冬は暖地へ移動する。

♂は瞳の色が赤くヒヨドリ大、♀は瞳の色が黄色くハト大。なのでこの子は・・・♀

 

 

 

2024年2月3日撮影