旅立ち…、何もかもを置いて、バッグに必要なものだけを入れて玄関から出て鍵をかけて…、月光を浴びながら駅に向かう彼女を星々は祝福するかのように瞬いていた…。

 

 


 

寝床にある本を少し流し読みしながら、駄菓子を食べる少年は、母親に勉強しなさいと叱られ、ベソかきながら机に向かう。蛍光灯をつけて、ふと同級生のあの娘を想い、ため息を漏らす。

 

 


 

 

泣きながら、映画を観ていた青年は赤い目をこすりながら携帯電話を手に取り、彼女にメールを送信した。『もう一度やり直せないか』ふと、青年は部屋の中を見渡し、彼女からの手紙を読み返しまた泣いた。

 

 

 

 

shimadryu