続いて、アカデミー。

もうとにかく「濃い」。その表現が一番ふさわしい一年だった。
いままで生きてきたなかで一番時間に追われて、やることが多くて、本当にいい意味で、とても忙しい一年でした。

今まで、サークルばかりに専念していて、ミュージカルを「学ぶ」ということをしたことがなかった。なにせフィーリングでずっとやってきたものだから、技術だとか、基礎だとか、とにかくそういうものが私にはかなり欠けてた。
とにかく、ミュージカルに専念してみたい、ちゃんと学んでみたい、その一心で受けたのがアカデミーでした。

振り返ってみると、アカデミーに入ってもなお、前と同じように悔し泣きばっかりしてる自分がいました。こうして実際学んでみると、余計自分の力のなさが浮き彫りになってきて、何回も自分にはこの道が向いていないのではないかと逃げたくなることもありました。

でも、悩んで悩んで悩みぬいた結果、結局いつも一番最後に残るのは「舞台が好き」という思いでした。

綺麗事を抜きにして、一緒に苦楽を共にした仲間と同じ舞台上に立ってる瞬間が好き。お客様がそれを観て、心から笑って、泣いて、拍手をしてくださるのを見るのが一番好き。
客席と舞台上で思いがぴたっと合ったその瞬間、なんとも言えない幸せを感じる。
その幸せをまた味わえるなら、たとえどんなに辛い思いをしようと、きっとこの道はずっと歩いていく価値のあるものだと思いました。
私は、この一年を通して、舞台が好きな気持ちに間違いはないと改めて確信することができました。

そして、どんなに辛いときでも乗り越えることができたのは、本当にいつも愛情をもって惜しみ無くご指導くださった全ての先生方、最高の同期の支えがあったからこそです。本当にありがとうございました。
また、一年間見守ってくださった、支配人、アシスタントの皆様、本当にありがとうございました。
本当に言葉では言い表せないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。





「努力は人を裏切らない」

これは、私の座右の銘です。
まだまだ未熟で、本当に足りない部分の多い私ですが、これからもどんなことに対しても努力を怠らず、ここをスタートラインにして、まっすぐ目標に向かって進みたいと思います。そして、努力に裏切られたときは、まだまだ努力が足りなかったからなんだと心から思える謙虚な人間でありたいとおもいます。
頑張りますキラキラ









最後の最後に、ここまで私の我儘を聞き入れてくれて、好きなことに好きなだけ打ち込める環境を与えてくれた両親には、頭があがりません。いつか必ず夢を叶えることで、この恩は返したいと思います。


しまだまだまだ精進なりmini-

島田彩




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