東宝ミュージカルアカデミー5期生卒業公演「レ・ミゼラブル」、が無事終演いたしました。
お忙しいなか、足を運んでくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました。

シアタークリエという大舞台で、本当に一流のスタッフの皆様に支えて頂き、大好きな同期とともに作り上げたこの舞台をきっと私は一生忘れないだろうと思いました。



こんなこと、本当は書くべきではないのかもしれません。でも今後役者を目指すうえで、私自身が絶対忘れてはいけないと思ったことだから今ここに記します。
実は、公演が終わってから、エポニーヌという人物を理解しきれてあげられなかった、あまりにも安易に解釈していた自分に気づいてしまって、悔しさのあまりずっと泣いている自分がいました。突然いろんなことがすっと繋がっていき、その瞬間、今まで感じたことのない類いのショックと悔しさに襲われて涙が止まりませんでした。でもきっとそれは、それだけ自分がエポニーヌという役を愛していたからだったのだとおもいます。でも、「役を愛する」ということは、そんなにさらっと言葉にできるほど簡単なことではなく、本当はもっともっと並大抵のことではないのではないか、とふと思ったのです。本当に身を削る思いで役を愛し、役と本当に真摯に向き合い、魂で会話ができた人だけが、本当に「その役を生きる」ことができるのじゃないのかな。私は、アカデミーに入るまで、お芝居の勉強をしたことがありませんでしたが、サークル時代の先輩から「もし、自分の役が客席から自分を観ていたとして、その人に見せて恥のない芝居をしなさい」という言葉をいただいたことがあります。本当にその通りなんだな。

果たして、これから長い長い道を歩んでいくなかで、私にそれができる日がくるのか、それはわからない。でも、この悔し涙を通して、神様は何かを私に教えてくれようとしたんじゃないかと思いました。そんな本当に貴重な経験が出来た、本当に本当に私の人生のなかで大切な節目となるであろう卒業公演でした。

どういう形でかはわからないけど、この悔しさのリベンジは必ず果たしたいと思います。負けないむっ


最後に、
ご指導くださった先生方、
卒業公演に携わってくださったすべての皆様、
足を運んでくださったお客様、
5期のみんな、
家族、
本当にありがとうございました!


卒業公演といいつつ、まだあと一回試演会がありますが、もう最後の最後まで突っ走っていきたいとおもいますahiruppoi





来て頂いた方から頂いた差し入れですLOVE
ありがとうございました!!


島田彩


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