垂直多関節ロボット

産業用ロボットとして
現在の製造現場では一番多く使われています
一般的には6軸を持っています
人間の腕の構造に近いスタイルのため
人間の代替作業をさせる装置として適しています。


産業用ロボットの導入時は「人との距離」を
考慮しなければなりません
安全柵などで仕切る必要があり
人間が立ち入った際には停止させる等の
安全対策を考慮する必要があります。

空間を区切る事により
大きな力や早い速度で動作させる事が出来ます。

6軸を持たす事により
人間の腕に近い動きをさせる事が可能で
動作範囲のどの位置のワークも掴む事が出来ます。
平面だけでなく、違う角度からもワークに
アプローチする事も可能です
ただし、軸の多い分ティーチングは複雑となります。

また、7軸タイプのロボットもあり
より自由度が上がり
設置場所を機械に近づけたり
干渉物を回避する動作が出来ます。

可搬重量は1Kg~500Kgを超えるものまであり
目的に合わせたシステムを構築出来るようになった

可搬重量は手首から先の可搬重量であり
実際に持ち上げるワーク重量の他
ワークを掴む為のハンド、センサーなどの重量も
考慮する必要がある。
ざっくり、実際に運ぶワーク重量の倍の可搬重量を
もったロボットが必要と言われる。

導入にあたり
・運ぶワーク重量
・速度
・受け渡し位置
などロボットのスペックに必要になりますが
先ずは、人間のどの作業を置換えたいか
をお聞きするところから始まります。


・汚い、キツイ、危険、暑い、寒い等
 人材確保が難しい職場
・繰り返し作業が多く効率を上げたい職場
・人的エラーを無くしたい職場
などなど
ロボットに任せてみてはいかがと思います。