ロボットの需要は高まっている
ここ数年の人手不足の問題により、省人化しないといけない状況にある。
2020年4月より中小企業も働き方改革による残業時間上限の規制がはじまり
職人さんがいなくなり、平均年齢が48.36と高くなる中
益々ロボットの活用が不可欠となってくると予想される。
製造業では加工機や検査機などへの
ローディングの用途で大部分をしめている。
産業用ロボットの中でも
2015年頃ファナックが協働ロボットである緑のロボットの発売を始め
2017年頃には安川が、2018年には不二越も発売を始め
安全柵が不要で、基準をクリアすれば人とならんで作業の出来る
ロボットがラインナップされている
協働ロボットといえば
アメリカのSAWYERがコーヒーの提供で話題となった。
製造業においてはスピードが重視され、協働ロボットは
人がハンドの可動範囲内にいれば250mm/secと産業用ロボットの1/4程度の
スピードとなるため、生産性を重視する製造業では
使用される箇所は特定される
また、ロボット価格も一般の産業用と比べ倍以上のコストとなる
しかし、安全策を設置出来るスペースが無い場合などアイデア次第では
活用出来る場所は出てくると思われる。
人間のエラーは、特定するのが難しいが、
ロボットの場合、すぐさま改善が可能である
確実に同じ作業が出来る事から、人と役割分担をすれば
活用の場が広がると思われる。
産業用ロボットは単体では何も出来ないので
用途に合った前後装置、安全柵やストッカーなどが必須となるので
システムを構築する会社の助けが必要である。
各ロボットメーカーがシステムグループを構築したり
工業会が設立しているシステムインテグレータの団体もある。
ロボット単体は数百万円だが
システムを入れると1000万円以上となる場合もある