手術は思ったより時間を掛けて行われた。

 

チクチクと針で縫われているような感じがした。

前の手術では縫ったりせず、コゲくさい感じだったので縫うのは時間がかかるんだな、とぼんやり思ってた。

 

手術が終わると若い医師が説明してくれた。

麻酔下で指が1本しか入らなかったからSSGになった事、術後は人差し指を横に並べて2本入る大きさにした事。

瘢痕を取りその上に皮膚をかぶせた事、図を見せて、こう切ってこう閉じたという説明。

 

あれ、この傷跡、ネットで見た通常のSSGの形と違う・・?

SSGの中でも重症な人向けとされているVYグラフトの形、Vの字に切ってYの字に縫う手術。

 

そんなに重症だったのか、それともこの病院ではSSG=VYグラフトなのか聞かなかったけど、手術中執刀医がこの方法が良いと判断しての事だからこれで良いのだろう。

「▽」形の縫い跡と、その下部分につながる「I」形で細かく縫ってある。痛そうガーン

 

自分のベッドで横になってしばらくするとだんだん麻酔が切れてきた。

痛い、痛いというか熱い感じ、チリチリ燃えているみたいな?まああれだけ色々やったら痛いの当たり前だからしょうがない。

 

鎮痛剤を飲んで、それでも痛かったから点滴に痛み止めを入れて貰った。

まだ痛かったけど、鎮痛剤を飲みつつ時間が過ぎ去るのを待った。

 

眠剤を貰って夜ぐっすり寝て朝すっきり寝覚めた。痛みはかなり減っていた。

まだ痛いけど、ようやく手術後のどうしようもない痛みから解放されて嬉しかった照れ

 

痛みについては、初日の痛みが100だとしたら、翌日50、翌々日25と毎日痛み半減で、4日目からはそれほど痛みを感じないくらいだったと思う。鎮痛剤は1週間くらい飲んだところで唇が荒れてきて胃に負担が掛かってるのかな?と思い辞めた。

 

術後時間が経っているので喉元過ぎれば・・になっているだけかも知れないけど、術後の痛みについては時間が経てば良くなるものなのであまり気にしてなかった。