臭気判定士試験対策 分析統計概論5 臭気判定士試験問題 臭気判定士
分析統計概論 試験問題 過去問題 予想問題 二項分布 臭気判定士 解説
臭気判定士対策 分析統計概論 予想問題 試験問題 過去問題 2022年 R4年
令和4年度 臭気判定士試験対策 過去問 試験問題 2022年分析統計概論
分析統計概論 試験問題 過去問題 予想問題 二項分布 臭気判定士 解説
 

◎二項分布について 下記とほぼ同じ問題が出る可能性57%
H14、H15、H17、H18、H19、H20、H22、H24、H26、H28、H29、R2年出題。令和4年は出る可能性が高い。 


  1回の試行において事象Aが起こる確率がpであるとき、
  n回の反復試行において、事象Aがr回起こる確率Pは、

  

【問9】3個のにおい袋のうち2個の無臭空気を入れ、残りの1個に臭気試料を入れて、5人の被験者に嗅がせ、各被験者ににおいを感じる袋を1個選ばせる試験をする。有意水準1%、10%で「この試料のにおいは検知できる」といえるために必要な正解者の最少人数に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。ただし、(1/3)5=1/243≒0.004と近似してもよい。令和4年予想問題                
1.有意水準1%のとき5人、有意水準10%のとき5人
2.有意水準1%のとき5人、有意水準10%のとき4人
3.有意水準1%のとき5人、有意水準10%のとき3人
4.有意水準1%のとき4人、有意水準10%のとき4人
5.有意水準1%のとき4人、有意水準10%のとき3人
 

 


【問10】3個のにおい袋のうち2個に無臭空気を入れ、残りの1個には苦情の発生した地域周辺で採取した空気を入れて、10人のパネルに嗅がせ、各パネルににおいのある袋を1個ずつ選ばせた。この発生地域周辺の空気が5%有意水準でにおいがあると判断するのに必要な正解者の最少人数として、正しいものは次のうちどれか。ただし、(1/3)10=0.000016と近似してもよい。2022年予想問題
1.6人
2.7人
3.8人
4.9人
5.10人全員正解でも5%有意水準でにおいがあると判定できない。
 

 

 

 

解答

 ・5人中5人、正解する確率 P(5)=0.4% <有意水準1%
 ・5人中4人以上、正解する確率 P(5)+P(4)=4.4% <有意水準10%
 ・5人中3人以上、正解する確率 P(5)+P(4)+P(3)=20.4% >有意水準10%
 ・5人中3人以上の場合は、有意水準10% を超えるので、有意水準10% は5人中4人以上になる。


 ・10人中10人、正解する確率P(10)=0.0016% <有意水準5%
 ・10人中9人以上、正解する確率P(10)+P(9)=0.0366% <有意水準5%
 ・10人中8人以上、正解する確率P(10)+P(9)+P(8)=0.3216%<有意水準5%
 ・10人中7人以上、正解する確率P(10)+P(9)+P(8)+P(7)=1.8576%>有意水準5%
 ・10人中6人以上、正解する確率P(10)+P(9)+P(8)+P(7)+P(6)=7.2336%>有意水準5%
 ・10人中6人以上の場合は、有意水準5% を超えるので、有意水準5% は10人中7人以上になる。