KNTV GUIDE7月号のインタビュー内容 | 新橋雅美オフィシャルブログ「新橋雅美&カン・アミ」Powered by Ameba

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7月12日からKNTVで韓流ドラマ「ミスコリア」が放送されますはぁと

KNTV GUIDE7月号に、私が1999年の時の体験など、

ミスコリアについて語らせていただきましたあひる

下記が、そのインタビュー内容ですくまとハート

よかった見てくださいねすみっこぐらし-ふろしき-


「男の子は大統領、女の子はミス・コリア」

韓国には、こんなジョークがあるという。大統領は、権力の象徴、ミス・コリアは、美の象徴。男女それぞれが将来成功するための条件、という意味だ。

その憧れのポジションに挑戦する元エレベーターガールの奮闘と、選抜過程の裏側を描いたドラマ「ミス・コリア」がおもしろい。舞台は、韓国が未曽有の通貨危機に直面した1997年。当時の熱気を、脚本家のソ・スクヒャンはこう語る。

「80年代から90年代にかけてのミス・コリアは、全国大会が放送される日には、国民すべてがテレビの前に座り、誰が1位になるか予想し合あうほど人気がありました」

ミス・コリアが初めて開催されたのは、1957年のこと。大会事務局のホームページには、「朝鮮戦争直後の精神的に疲弊していた時期に、国民に祭りの場を与え、対外的には、国際社会における地位を確立できず、外国との交流もほとんどない中、国際的なコンテストで国威を示す機会となった」と当初の意義が記されている。

応募資格は、25歳以下の未婚の女性(結婚、出産経験がある人はNG)。書類審査と地区予選を経て、各地区の代表に選ばれた約50人が合宿へ。そして、最後にステージで行われる全国大会(本選)に挑み、真(1位)、善(2位)、美(3位)の座を競う。

選抜大会というと、水着やドレス審査など、華やかなステージでの本選をイメージするのが一般的だが、実は、その前から熾烈な戦いは始まっている。鍵を握るのが、約3週間(今年は23泊24日)にも及ぶ合宿生活だ。

「まるで女性版軍隊生活でした」と、合宿を振り返るのは、99年に日本地区代表として韓国の本選に出場した姜雅美(カン・アミ)さん。

「毎朝起きると、おそろいのジャージに着替えて、フルメイク。そして本選で踊る韓国舞踊やヒップポップの練習や、PR用の写真や映像の撮影が続きます。スッピンでの審査や、教養を問われるインタビュー審査もありましたね。睡眠時間は毎日2時間ぐらいでした」

撮影のために山に登った時は、なぜか途中から「靴を脱ぐように」と指示され、全員裸足に。草むらを歩きながら足が血まみれになっても、愚痴を言う人は誰もいなかった。

「どんなことがあっても、笑顔で。皆プライドとプロ意識を持っていました」

本選の幕が開く直前。楽屋で緊張とプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、候補者たち全員が最後まで鏡に向かい、最高の笑顔を作ろうと努力していた姿が心に焼き付いているという。

入賞した人の中には、コ・ヒョンジョン、キム・ナムジュ、ソン・テヨン、イ・ボヨンなど女優として活躍する人も多く、芸能界への登竜門にもなっていた。

しかし、2000年代に入ると、フェミニズムの観点からミス・コリア反対運動が起きる一方、他のミス・コンテストが人気を博すなど、美に対する価値観が急速に多様化。KBSやMBCで放送されていた本選も02年からはケーブルテレビでのオンエアとなり、“国民的行事”としての熱気は下火になった。しかし、「ミス・コリアと聞くと、心がときめく」(30代男性)というように、今もブランド力は健在だ。

では、ミス・コリアの魅力とは、何か。大会事務局が掲げる審査基準は、「ビジュアルとタレント性、知性、誠実さ」とある。だが、トップの座を勝ち取った人には、もうひとつ別の要素があったと姜さんは証言する。

「優勝した人は、合宿中も周りに流されず、一匹狼でした。精神的な強さがありましたね」ぶれない意志の強さに裏打ちされた、凜とした美。そんな内面からにじみ出るオーラが、人々を惹きつけるのだろう。

ドラマ「ミス・コリア」でも、合宿中の厳しいレッスンや候補者たちのバトルがつまびらかに描かれる。脚本家の取材に裏打ちされた、リアルなストーリーに乞うご期待!