久し振りの沖縄県粟国島。

5年、いや、6年振りぐらいかもしれないなぁ。

この夕日、変わらない~ラブラブ


西の空


どうしても、海から入りたくて、今回は那覇泊港から出る粟国フェリーに乗船船いざ出発!!

ゆ、揺れる…。

ちょっと風が強めで海がシケていた為、船酔いをする私は2時間の航海でしっかり船酔いにガーン

でも、島が近付いて、毎日毎日そこから海に出た愛着ある港が見えると、あら、不思議。いきなり船酔いが吹っ飛んだアップ

久し振り過ぎて、泣き虫の私は感動のあまり島が見えただけで泣いてしまうかも・・・

と思っていたけど、島が見えて港に入ると自然と笑顔がこぼれたにひひ


すごく不思議な感覚だったなぁ。

何年も離れていた場所で、懐かし~っていう思いもあったけど、フェリーから降りて島に入った瞬間、全てがすっと自分の中に戻ってきた。


そして休憩もそこそこに、島を散策していると、その途中途中で懐かしい人に次々と会う。そして、みんな覚えててくれてる。

「アレッビックリマークいつ帰って来たっビックリマーク」って。

帰って来た??そっか、だからか。

ここは、私にとってやっぱり第二のふるさとなんだな~。だから、もう何年も離れてても、懐かしくても、家に帰ったように感覚が戻るのかなぁ。


何もない、何も変わらない島だけど、なにかが変ってる気がした。

あそこが変わった、ここも変わった、なんて島滞在中はあれこれ思ったけど、

でもそれは、もう私がそこにいないってことだったのかな~なんて今思う。


今はすかり街の人で、人並みにオシャレしてワンピース、お化粧なんかもバッチリで口紅、当時のTシャツ、短パン、島ぞうり、もしくはウエットスーツで走り回ってる姿走る人なんて想像もつかない私になってるけど、島に帰ればその姿に戻って、それがあっさり今の自分でもしっくりきて合格

っていうか、島のみんながすぐに気付く時点で、一瞬で島人(しまんちゅ)にも戻れることがわかったあし


島の人の私に対しての変わらない温かさ。

ここは今の私の原点なのかもキラキラ



沖縄の小さな島にいたとき。船


ある日、電力の工事があって、島中の電気が数時間止まることになった。

電力が全部ストップするので、その工事は夜中に行われた。満月

『夜中の12時から電気が全部消えます。』と、島内放送があったから

海辺のお店でのログ付け宴会を、今日は特別延長ビール

真っ暗になった島で、星空をみんなで鑑賞しましょう。

ということで、いつもの時間をオーバーして、トーチスタンバイでその瞬間を待ったお酒

ところが、12時半を回っても島の電気は煌々とついたまま。

『あれ?工事の日が変わったのかな??』という疑問が湧いてきて

これ以上は明日に差し支えるから、ということで、やむなく解散した。


スタッフみんなで、家に戻って航海日誌を付けて、さあ寝ましょうか。

と布団に入ったら・・・やや欠け月


きた~~~~~っっ!!

って言うか、消えた~~~~~っっ!!!

島中の電気が消えた。ほんとに全部消えた。目

真っ暗やみの中、スタッフ1人とお店まで戻って、お店の前にテントを張って長期滞在していた親友をたたき起して3人で星空を見上げた星空


そこにはビックリマーク

いつもの何倍も、何十倍も、何百倍もの星がキラキラ流れ星キラキラ

普段から、私が今住む、大阪の町では到底見られない星空がいつもある空だったけど、天の川が当たり前になっていたぐらいだったけど、ほんとに息を飲んだ。


小さい島がぽこんと海に浮かんでいるから、電気が消えると、とにかく真っ暗やみ。

何にも邪魔されることなく見れる星空ってこんななんだ~~~ラブラブ!

天の川も分からなくなるぐらいにものすごい数の星が空に輝いていた。島の人はみんな寝静まっている。

満点の星空をひとり占めしている気分だった。


波の音を聞きながら、3人でぼーっと空を見上げたり、

他愛もない話で、大笑いしたり。


その頃、私は自分の至らなさで、スタッフのみんなとあまりいい雰囲気ではなかった。いつもカリカリしていた。

実は店の中で寝ていたオーナーが、翌日、『○○○の笑い声を久しぶりに聞いた。』と、ほっとした顔で言ったのをよく覚えている。

マイペースで何かとぶつかった当時10代の見習いくんも、私たちの後を付いて来ていて近くで寝転がって星空を見ていたらしい。

その彼も翌日、『○○○さんが笑っていた。』とボソッと言った。


どんだけ笑ってなかってん。ショック!

真っ暗やみの中の眩しいぐらいの星空に、ほっとさせられ、気付かされた星


自然って、やっぱ偉大ドキドキ

というものを、オーストラリアで初めて経験した。

しかも、自分の為に企画されたものを。


オーストラリア滞在中は、どの街でもバックパッカー(BP)という安宿に

泊まっていたのだけど、

ある街で、誕生日を迎える時が来て。


その街はなんだか気に入って、予定より少し長く滞在していた。海が近い街で、毎日のようにビーチに行っていた。

その日も、いつものようにビーチに向かおうと思ってBPを出る時、BPオーナーのダグ&マーガレットが、

『今日もビーチ?ゆっくり帰っておいでね。』と私に声を掛けた。そんな事を言ったのは初めてだったので、めずらしいことを言うなと思いながら出かけた。


出かけた時は、その日が誕生日だって忘れてた。ビーチ際を歩いている時に、ふと思い出した。

『あ、今日誕生日だなぁ。

そう思った瞬間に、なんか、日本にいるみんなの顔がたくさん浮かんだのを覚えてる。

『みんな元気かなぁ。私は元気だぞ~!』とか思ってた。


そのままビーチでのんびり時間を過ごして、夕方、BPに戻った。

帰るとバーベキューの準備がされていた。

『あれ?今日はバーベキューなんだ??そんなこと言ってなかったのにな?』

BPではオーナーの気まぐれで、BBQが行われることなんかがよくあった。でも、そういう時はたいてい朝からお知らせされた。


不思議に思いながら、2階の自分が泊まっていた部屋に向かおうとすると、すれ違った他の宿泊者から、『Happy Birthday♪』と言われた。

は?聞き間違い??と、思ったら、2階のデッキでダグがBBQコンロでソーセージを焼きながら

『Happy Birthday ■Z※○☆!!』と言う。

マーガレットが、大きなケーキを持って現れた。長方形の大きなケーキにカラフルなクリームで

『Happy Birthday ■Z※○☆』と書いてある。


しばらく、状況が飲み込めなかったけど、

それが私のための、Surprise Birthday Partyであることがわかった。


その驚きと、感動は言葉では言い表せない。

オーナーのダグ&マーガレット、その時そのBPに泊まってた旅人たち、みんなが私の誕生日を祝ってくれた。

ただの通りすがりの、ひとりの旅行者のために。


さすがにこのBPを後にする時は、号泣の旅立ちだった。


ひとりの旅。

全部ひとりって思って出発した。

誕生日もきっとひとりって思ってた。

それが、こんなにあったかいあったかい誕生日を過ごすことができるなんて。

一生忘れられない誕生日の想い出。


日本に帰って数年後。

あるサプライズパーティーに参加させてもらうチャンスを得た。

ほんの少しだけ、企画のお手伝いもさせてもらった。ほんの少しだけ。

サプライズパーティーには関わる人の思い入れがどっさり。

そのパーティーは大成功で、感動が溢れていた。


それで、知った。

仕掛けた側も感動するんだってことを。

迎えたとき、その顔を見たとき、なんでこんなにこぼれる?と思うほど涙がこぼれた。

それは一生に一度のパーティーだったから、私の誕生日とは、何もかもが全然違うレベルだけど、そのパーティーで私がもらった感動を思うと、

もしかしたら、ダグ&マーガレットも、あの時なにか嬉しい感情を持てたのかな、なんて思ったりする。

私は、ただ感動して、ただ感謝したけど、もしかしたら私もあの時、もらうだけじゃなくて何かを与えることができてたのかな。

なんて、今、思う。


人を想う。

優しくて、あったかい。