先生A:「・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・。そこで問題なのは『字がきたないこと』でなく、『書き方が雑なこと』だと思うよ。」
先生B:「わかりました。」
これはある日の教室内での先生同士の会話。
B先生はある生徒の「字がきたないこと」が問題だと思ってみたいですが、A先生は「書き方が雑。そこが問題だ。」と指摘していました。
よくよく聞いてみるとある生徒の様子についての会話でした。
先生自身もどちらかというと「やり方が雑」なことが問題だと考えます。
たしかに「字がきたない」より「きれいな字」の方が、見る相手からすれば気持ちはいいでしょう。
しかしながらテストでもよっぽどひどい字や間違えてなければ「マル」をもらえるでしょう。
でも書き方(ここでは計算のやり方)が雑では、「正解」さえ導きだすことができなくなるでしょう。
例えば、小学生に多い「筆算」の書き方。自分でも知らず知らず斜めに書いてしまい、ちがうケタどうしを計算してた経験ありませんか? 10の位と100の位の数字を計算しても、「正解」にはなりません。
『まっすぐケタをあわせて書く」これが基本!
「早く終って遊びたい!」という気持ちで取り組んでも、何もいいことはありません。
たしかに「字がきたないこと」はほめられることではありませんが、一生懸命書いてなら「それもよいのでは・・・」と思うこともあります。自分で書いた字ですから、その字を読み違えてないという場合だけですが・・・。
「もっと綺麗な字をかかせてほしい」との要望もありますが、逆にそれだけに集中してしまうと、「生徒のヤル気」さえも損なってしまいます。
まずは「今習っている学習内容を正しく理解する」ことが目標であって、『字をきれいに書くこと』は自分自身が『自分で書いた字』を自分が読み間違えるという経験をしてからでもよいのでは・・・。