家庭環境複雑あるあるだと思うけど

父方のお墓の場所が、わからない。



いや、毒母に電話すればわかる。

もしくは兄。

でも、連絡したくない。

これを機にまた母に関わることになるのは嫌だ。





母方のお墓と同じ場所に父のお墓を建てたので、こっちだけお墓参りしていて。



父方のお墓参りしてなくて気になってた。ずーっと。


父の実家の近く

駅の近く


墓地で走ったら駄目だよ!と小さい時に父に言われた記憶。


墓地には亡くなった人の目があって皆見てる、転ぶと一生治らない。とかホラーも聞いた気がする(笑)




無縁仏か何かの塔があったような記憶





数年前、やはり気になってたので駅の近くのお寺に入ってみたけどわからなくて。

でも、親には連絡したくない。



そこで新兵器!

新兵器でもなんでもないけど超絶便利なグーグルマップで駅近くのお寺を2軒見て。



ぼんやりと記憶にあるような松の木。

ちょっと珍しい賽銭箱。


ここかなー???

ここかもなー???

駅近くの寺が多くて、町としても寺が多いから「そもそも駅近くじゃないのかな??」とか



これだ!!と思えず数時間悩み。

このお寺で御朱印もらった方のブログを読んだり写真を見たり。

検索して引っ掛かるブログって存在、ほんとーーーに有難い。





そのお寺が建てられた年号◯◯


あんぐりひらめき電球



◯◯が、父の名で。

お寺さんに付けてもらった名前だと言っていた。


やっぱここかもなー?



お寺に電話して聞いてみようか?

でも、なんて聞こう?



ウダウダ悩んでいたら、彼が「俺電話してあげる!」


「えっ?!なんて聞くの」


「まだお墓ありますか?って。墓守りしてなければもう無いかもしれないし。」




なるけど。

無いって場合もあるのか。盲点や。


いや、寧ろ無いかもしれんな。


父の兄弟も両親も亡くなってる。



生きてるとしたら妹。たぶん80代。

その子供。

他はサッパリわからん。




墓守り、私の兄でも良いんだけど

いかんせん母が父方と不仲で父が亡くなった時も父の兄と揉めていた。


私も母が父方を嫌っていたので

なんとなく疎遠になってしまって。


お祖母ちゃん、おじさん、おばさん、イトコ

小さい時の記憶がある。


高校生から20歳くらいまでは父とお祭りに行ったりしてた。


けど、その頃のお祖母ちゃんの記憶が無い。

忘れちゃったのかな?

行ってないのかな?




母親が父方や祖母を毛嫌いしてると、子供はなんとなく感情「無」になってしまうよね。

たぶん、祖母を好きでも母の気持ち察して祖母好き好き!とは言わなくなる。




父方祖母が亡くなった時も母は「私は行かないから!!お前らは血繋がってるんだから行って来い!!」



で、癌の術後の父、兄、私でお通夜とお葬式に行った。

平成7年らしいけど。

痩せた身体でションボリしてた父の記憶がある。


翌年、父が危篤、母は父方に連絡せず。


近所の人から話を聞いた父の兄が病室へ飛んできて母に激怒。


「兄弟なのになんで連絡しないんだ!!!」



母は怒鳴り飛ばされたって憤慨してた。


父の兄が押しかけたから、お父さん自分が死ぬってわかっちゃったわ。と。


その時は、うんうんて聞いてたけど。

父の兄が怒るのは当たり前な事だろう。






で、お寺に聞いたらお墓があると判明。




「今度行かせて頂きます」

と彼が電話を終えたが、私は居ても立っても居られず、すぐ行ってきた。


うちから電車で12分くらいか。



駅近くでお花を選び、一緒に来た彼が買ってくれ。




松の木、水桶がある棚、特徴のある賽銭箱


ちょびっと記憶がある。



お寺の奥様には両親亡くなって、ここの場所がわからなかったと話した。

「私、母と絶縁しててー」とか話しても仕方ないので汗




お墓の場所まで奥様が案内してくれて、


線路沿いに塀がある細道を歩いてお寺の裏にある墓地に出る。

あー、覚えてるなーこの細道。




無縁仏の塔だと思い込んでたのは、塔でなく戦没者の低い建物だった。



若い時、記憶力良すぎて辛い思い出が何度もリピートされ、時折フラッシュバックされ辛かった。

「記憶消えろ!!」と

たらふく酒飲んで、仕事も酒飲む仕事だったので記憶力低下してくれて楽になった。

が、必要な記憶までも消えてくれたらしい副産物。





「△△さんがいつも来てくれてますよ。」



えー?!誰だろう??イトコとかなのかなー?


名字は同じなのでイトコなのかもしれん。




お墓は、記憶のより新しくなっていて「あれ?!新しい!」と言ってしまった。


父の兄が、祖母が亡くなった時に建て直したようだ。



建てたのは父の兄夫妻と たぶん姉。

入っているのは父の父母、兄、お祖母ちゃん?



水桶2つ使って掃除して「お久しぶりです。また来ます。」

言うて。



良かった、来られて。

と思った。


近いしまた来よう。






私にとって、父方に嫌な思い出ないんだよね。


どっちかっつーと母方のが母のせいもあり色々ゴタゴタがあったし。





あと思い出したのが、


なんか父にお金入った?の時に



母「お父さん、お金をおふくろにあげたいとか言ったんだよ!!!ふざけんじゃねえよ!!言ったわ!!」



で、たぶん、お父さんは自分の母にお金あげられなかった。

可哀想だよね。

少ないお金だけど、息子なりの、これまでの感謝や気持ちだろうに。




母自身は何十年も息子から金貰って

くれないなら死ぬしか無い!って恐喝し続けてるのに。

家のローンなら終わりそうなレベルじゃないの。



父は、その1度の金を母親にあげられなかった。



「私に散々苦労かけてきたくせに!!何がおふくろだ!!」って感じなんだろーけど。



今現在、50歳で片親で母親やってる私からすりゃ、別によくある苦労じゃんと。

嫌なら離婚すりゃ良かったじゃん。

1人で子供抱えて生きてく自信無くて文句言いながらも好きで父と居たんだろ。って思う。

息子18年育てて、育てた18年以上金もらって生きてるんじゃね?




あさましい。




実母とはいえ、自分は そうならなくて良かったホント。


身体の親ではあるけど魂の親では無いからね(笑)




でも私は片親だからこそ、私の子供がもし万が一

父方の墓参りしたい!って時に無力だ。

どこだかサッパリわかんない。



今後は樹木葬とか、また形が変わっているかもしれないし、私の子供が墓参りするか?言うと

どうかな?って感じだけど。



せっかくなので、私はまた行こうと思う。