少々どころか、とても呆れてしまう。食品偽装や捏造は止まるところを知らないし、社保庁の保険金横領、厚労省や防衛賞の隠匿、官業談合に癒着等、その他エトセトラーーーーと枚挙に暇がないほどである。
これらは一見して倫理観の欠如からと言えるものだけれども、それ以上に宗教観が備わっていないことに起因していると言わざるを得ない。
倫理、哲学、道徳とかそういうものでは片付けられないのである。

宗教観はさておき、簡単に言うと

   「子供叱るな、我来た道じゃ

    年寄り叱るな、我行く道じゃ」

という、言葉の中に言い尽くされている。
この言葉の中には、人と人とのかかわり、親と子のかかわりから教師と生徒、経営者と授業員、医師と患者、介護する者とされる者、管理者と利用者、そして国家と国民とのかかわりなどというものが、言い尽くされている。それは又、過去と現実と未来とのあり方と関係のかかわりも言い表しているものである。ところが今日の私達は、何かを取り違えている。それは民主主義の基本である「自由と平等」との誤った取り違えといえると思う。
人として立ち、人として生きるという宗教を、私達は持つべき時を迎えている。