WindowsXPが主流の当時、とあるPCゲームに熱中していた時期があった。
それは、ぷよぷよフィーバー である。
このゲームの何が凄いのか?
それは音声や画像ファイルを別のものに上書きして、差し替える事によるカスタム生の高さにある。
可能性がある限り自由度は無限にあると言っても過言ではないだろう。
なお、ここではこのソフトをWindows10で遊べるまでの過程を前提に進めたいので、差し替えうんぬんに関する話題は別記事にて行う予定。
気になる方は「ぷよフィ」+「差し替え」などでググってみよう。
・動作環境とか
既にご存知かもしれないが、おさらいしておく。
公式ではWindowsXPでの動作を前提としており、後に後継OSのVistaでも使えるようだが、本題の10では動作保証外となっている。
なぜならば理由は明確でXPでは32ビットが主流に対し、10では64ビットが主流になっているからだ。
64ビット版に関しては、公式からも「動作しない」と案内されている他、知恵袋等のQ&Aや他の記事でも残念ながら動作しないとのコメントが多く散見されていたので、実現には絶望的なのかと思えた。
だが
Amazonにて、とあるコメントに小耳を挟む
「Windows10でも遊べる」
なぜこのコメントに耳を傾けたのかは自身でもよく分からなかったが、潔く諦めるのが賢明なのかどうかは正直疑っていた。
まず最初の仮説として、Windows10には互換モードが搭載されているところから議論を探ってみた。
ゲームに限らず古いアプリケーションは互換モードを少しだけ弄る事によって、一部を除いて大概は動作するので、理論的にはいくつかの矛盾は生じる。
互換モードに関する詳細は後述にも記載するが
やはりこれを知ってしまった以上、諦めて黙る訳にも行かなかった。
ガセなのか本当なのかはさて置いて、僅かながらだが可能性に信じてみる事とした。
例えどんなに釘を刺しておこうが自身で実際に試さない限り、真実には辿り着けないからである。
特に根拠もないが、それだけでも試す価値はあると思えたからだ。
・1:まずどうしてこんな話題を?
突然な事にPCが先日あぼーんとなり買い換えに
それでも約20年近く経ったので寿命も考えられる。
別れは突然訪れるもの。
AmazonからHDDのコネクタをUSBに変換するアイテムを調達し、古いHDDのデータ救出を試みた。
幸いにも動作に問題はなくデータも無事だったので、ひとまず適当な場所にデータを吸い出す事に。
因みに古いPCはポンコツスペックのWindowsXP (笑)
新PCはWindows10 (64ビット)だが、随分長生きしたものだと我ながらもそう思う。
・2:互換モードに纏わる話
「互換モード」でググると様々な記事があるので説明はある程度簡略するが、先述した通りに古いゲームをWindows10で遊ぶ為には、ちょっとした簡単な作業が必要で、exeファイルを右クリック後プロパティから「互換モード」を弄る必要がある。
念の為「管理者として実行」にもチェックを入れておくと、なおベターだろうか。
OSの選択肢が多いがここでは「WindowsXP SP2」を選んでみた。
準備は整ったので起動してみる
ランチャーが立ち上がり、まずは第一関門突破。
因みにバージョンは1.12で、改定前の最終Ver.
果たして起動するのだろうか?
バフッ! (効果音)
当然ながら起動せず再びランチャー画面に
何度も繰り返してみるものの起動せず
(またもうひとつ閃いた)
データのコピペだけでは動かないので、CD-ROMを用いてインストールを試みる。
念の為、コピペしたディレクトリとは別の場所にインストールをしてみた。
特に問題もなくインストールは終わり
起動してみると…
どうやらあのコメントは嘘ではなかったようだ
結論:64ビットWin10でも動作する
・3:「動作しない」仮説と後書き
先述した通りに多少口説くなってしまうが、Windows10では64ビットが主流となり、近年では64ビットのアプリも出回っている。
64ビットOSで32ビットアプリは動作するようだが、逆は不可能である。
一方でWindowsXPでは32ビットアプリが主流。
当然このゲームも32ビットでの動作を前提としており、Windows10での動作は想定していなかったのであろう。
もし諦めかけていた人も、この記事をきっかけに是非とも試してみるのも悪くないかもしれない。
また、PCのスペックや構成によっては動作しない場合も十分に考えられるので、くれぐれも自己責任で願いたい。
保証は出来ないが、もし叶ってしまえば読者も記者も嬉しい限りだろう。
・4:おまけ
隠れキャラやハイスコア、コンフィング等は
データを引き継がないので要注意。
隠れキャラに関してはオプション画面で
コンプリート系コマンドを入力するのも手。
※追記:海外サイトからツモパターンやボイスパターン、フィーバー種パターン等を編集するツールが出回っているが、それらも使用している場合は一部を除き旧バージョンでは動作しない為、最新版を入手される事をオススメする。
※動作確認したPC
DELL XPS8930 Intel i7-9700 16GBメモリ


