HP:
・テレビ番組を活用した道徳の授業
・「命」の重みをどう伝えるか
・中学2年「責任年齢」を考える授業
・「京都・奈良方面修学旅行」事前学習計画
・「自作道徳読み物+ワークシート」
などがあります。
いまどきの中学生に説得力のある「道徳」の授業を展開するのはタイヘンです。でも今のこの世の中、学校で子どもたちの「心」を育てる道徳的なアプローチはますます重要です。
何かよい手は・・・?
そこで私が在職中に実践したのはテレビ番組の活用です。課題もありますが、今最も効果があるのではないか、と思います。そこで中学校の「道徳」の授業に使えそうなテレビ番組を日々探しています。このブログはその記録です。実際に教材として使用を想定したテレビ番組とそのワークシートは私のHPをご覧ください。
・番組評価(道徳授業に使えるか?)は☆5点満点です。
HP:
・テレビ番組を活用した道徳の授業
・「命」の重みをどう伝えるか
・中学2年「責任年齢」を考える授業
・「京都・奈良方面修学旅行」事前学習計画
・「自作道徳読み物+ワークシート」
などがあります。
2月9日放映のこの番組、部員わずか6人で全国大会に挑んだ和歌山南陵高校バスケットボール部の挑戦を伝えるものでした。少ない部員で夏季大会に挑む生徒さんは少なくないと思います。参考になり励まされることと思います。夏季大会を前に活用してみては、と番組のワークシートです。
26日放映。事件ですよのこの回は、アメリカで今「納豆」が大ブーム!?、でした。納豆が全米で話題になっているだけでなく、各地で新鮮さが売りの「全米ご当地納豆」がつくられているとのこと。さらに世界で独自の進化をとげる納豆料理も紹介。最新研究で明らかになった納豆が持つ驚きのパワーなど、今後の納豆の可能性を感じました。「優れた伝統の継承と新しい文化の創造」に使えそう、と視聴しました。
・番組評価~☆☆☆
学活や学級・学年便りのネタになりそうな話題を・・・。
「進路」に関しまして。
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進化し楽しい農業 若い仲間ぜひ 高校生 (山口県 18歳)
私の家は米作を中心に農業を営んでいて、3年前に法人「なごファーム」を作りました。とても面白く、やりがいがある仕事だと思います。私も4月から一緒に働きます。
若い人にはきつい、汚い、危険の「3K」のイメージがあるのか、農業をする人が少なく、周囲では高齢化、人手不足が進んでいます。このままだと、皆さんが毎日口にする米や野菜が高値になったり食べられなくなったりしかねません。
農業はICT(情報通信技術)がどんどん使われ進化しています。例えば、農薬をまくドローンや、トラクターの自動運転化など。こうした農業は面白く、若い人の力がより重要になってくるはずです。SNSを活用し収益を上げることもできるでしょう。私の家でも、私が農業の大変さや楽しさを発信しています。
今までのイメージを塗り替えて、若い人にも関心を持ってもらいたいと思っています。
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2月9日に放送したのが「田んぼから月まで!? “スマート農業”最前線」 サイエンスZERO NHKEテレ でした。
農業を大きく変えようとしている「スマート農業」の今を紹介するものでした。
「こうした農業は面白く、若い人の力がより重要になってくる」とのこと。
将来の夢は農業も良いかも、という生徒さんが増えるといいですね。
3月25日放映の番組、この春スタートのやなせたかしさんとその妻がモデル、朝ドラ「あんぱん」。やなせさんの人生とアンパンマンに込められたやなせさんの思いを紹介する知恵泉でした。朝ドラの時の話題として、中学生みなさんに説得力ある道徳素材では、と番組のワークシートです。
1月15日放映のこの番組、離婚した父と22年ぶりに再会し、その時の思いを訊く、というラッパー・TKda黒ぶちさんのこどもディレクターが印象的でした。父の日を前に道徳で活用できれば、と番組のワークシートです。
23日放映。犯罪、いじめ、メンタルヘルス悪化などSNSの弊害から子どもを守るには?法律での禁止に動き出す海外。日本はどうする?子どもの声を交え社会や家庭でのルールを考える。というクローズアップ現代でした。子どものSNS利用を法律で禁止したオーストラリア。米・フロリダ州やフランス、ブラジルでも国や州が動いているという。一方、SNSが子どもの居場所や情報源になっている現実も。日本は、家庭は、子どもはどうする?という重い問いを投げかける内容でした。
・番組評価~☆☆☆
19日放映。歌声合成ソフト「初音ミク」誕生のお話。歌詞と音階を入力することで誰でも自由に歌が作れる歌声合成ソフト。このソフトを使った曲から大きく羽ばたいたアーティストが活躍する今、多大な貢献をしています。機械の声では感動しないという常識にあらがい開発に挑んだのは、楽器メーカーと地方のベンチャー企業のタッグ。さらに曲を作った世界中のクリエイターたち。情熱の連鎖が革命を生んだ熱き人間ドラマ、でした。
・番組評価~☆☆☆
学活や学級・学年便りのネタになりそうな話題を・・・。
「部活動」に関しまして。
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楽器 音楽 友 巡り合わせに感謝 (高校生 16歳)
中学のとき所属していたので、高校でも迷わず吹奏楽部に入部した。「運動したくない」「音楽をよく聴くから」くらいの動機だったが、実際に楽器を扱うと体力が要り、運動部と何ら変わりはなかった。
しかし、入部して正解だったと思っている。吹奏楽を通じていろいろな出会いがあったからだ。まずはトロンボーンという楽器との出会い。今は一番お気に入りの楽器である。そして、知れば知るほど多様で個性的な仲間との出会い。僕はもともと人見知りだったが、今は会話が止まらない。さらにマリアナ海溝ぐらい奥が深い音楽との出会いがあり、すべての時間が楽しいと感じている。
これらの出会いに、僕は奇跡を感じている。もし他の部に入っていたら、もし別の楽器を吹いていたら、今の自分はなかっただろう。奇跡の出会いのおかけだ。感謝してもしきれない。
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新1年生も入部を終え、部活動の新体制が発足するころでしょうか。いろいろ課題を抱える部活動だと思いますが、部活動での新しい出会いを大切にし、頑張って欲しいものです。
学活や学級・学年便りのネタになりそうな話題を・・・。
「学校生活」に関しまして。
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別れをこえて踏み出したい一歩 小学生 (三重県 12歳)
この1年いろいろなことがあった。けんかもしたし、たくさん笑った。そんな友達と過ごせる時間のリミットが、どんどん迫っている。
春に新しい先生と会ったとき、背が高くて少しこわかった。でも、私たちの気持ちによりそってくれる、とってもすてきな先生だった。
あまりしゃべらない子と近くの席になったとき。仲良くなれるか不安だったけれど、今では一緒に遊ぶ友達になった。
小学校最後の1年は不思議と時間がすすむのが早かった。最後の日が近づくにつれ、このまま時計の針が止まればいいのにと思ってしまう。
出会いに別れはつきものだと分かっているけど、やっぱりいやだ。みしらぬ新しい環境に踏み込むのは、持てっこない重いおもりを持たされるようだ。でも、そのおもりには「出会いの予感」もつまっている。
別れをこえて一歩を踏み出せる。そんな自分になりたいと私は思う。
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中学校の新学期が始まり、新しい一歩を踏み出すことができたでしょうか。