今朝、管理者さんより業務LINEが入る📨



おすましペガサスさんが亡くなりました。取り急ぎ、ご連絡まで」




ああそうか、死にそうだったもんな。

やっぱり死んだか。



半分寝てる頭でそう思って、

私は二度寝した。



そしてその後、息子にめしを食わせ、

学校に送り出した。





まあ、あの状態でよくここまで保ったもんだよ。

これ以上、長引かなくてよかったかもしれん。



1日中ずーっと運転しながら、

たまにこんなことをぼんやり考えて、

1時間刻みで看護業務&リハビリをし続ける。




不謹慎だと思われるかもしれんし、

看護師がこんな血も涙もないことを思ってるだなんて、とがっかりさせるかもしれんが、

まあ、少なくとも私はこんなもんだ。



自分に出来ることは全てやった、と

思えるときはもうほとんど思い出さない。


自分の想いを成仏させてる感じ。





ふと、思い出した。


「勝手なものだ、大切な人の死体は物に見えないなんて」  虐殺器官より




出来ること全てやって見送った利用者さんの死体は、確かに物ではない、と思う。



夫や子ども、家族の死体は、

死んでも「その人」であり、抜け殻であっても

その人の温かみを探すだろう。






でもどうだろ。

全く知らん人の死体は、、物かもしれんな。








 

SF、軍モノ、グロ耐性がある方。

アニメもありますが、活字で読んでほしいです。

引き込まれます、おすすめ。


 




お互いがお互いを気遣い、

優しくしなければ「ならない」世界を「真綿で首を絞められる世界」と称した小説。


どうしようもない閉塞感、虚構の優しさ、、

世界に復讐するため、社会的リソースたる身体を壊す「自殺」を試みた少女たちの物語。