「しましまちゃんが
帰ってきた」
集落の人たちが私の帰省にざわめく。
もちろん、別に誰にも言ってない。
私は都会で水商売をやってると
勝手に思われていた
(メイクも髪色も派手だったからね)
監視されてるんだよ。。
そのうちに、
挨拶のために夫を実家に連れていく
という話になり。
うちの親、
夫が海上自衛官だって
信じてなかったんだよね
今考えれば「なんで」って感じだけど、
福島には陸上自衛隊しかいないもんだから、
海上自衛隊っていうものに馴染みがなさすぎたのね。
それから、かなり歳上ってことも
親の警戒心をMAXまで引き上げていたらしく、
「娘が怪しいおっさんに
騙されてる」って
思ってたらしい。
どうやったら信じてもらえるか
分からんかったから、
とりあえず制服で実家に来た夫。
庭先にいたばーちゃんが
腰を抜かす。
これがわかった人、出身が近いですね
親、自衛隊の身分証を見て、さすがに信じる。
挨拶の後、
私と夫は猪苗代へ
遊びに行ったのですが
(制服は実家で着替えた)
それを見計らってか、
隣人たち&
隣人から噂を聞いた人たちが
実家に詰め掛けてきて
大変だったそうです
集落のボス的なババアは、
「まだうちに挨拶に来てない」とか
わけわからんことを抜かすし。
なんでおめーんとこに挨拶行くんだよ。。笑
今でも帰省すると、
近隣の家のブラインドの隙間、すだれの向こう、
細く空いた窓からこちらを静かに監視する
視線の圧力を感じます。
やっかみもすごいよ。
私に息子が生まれたとき、
私の弟に男の子が生まれたとき、
ものすごく妬まれたって
実母から聞いた
今、地方移住する人たちが多いみたいだけど、
いろいろとお気をつけください