転んだんです、
いや、転んでたんです。

クソまみれになって💩




私が訪問すると、
玄関から廊下でつながれた寝室の入口で、
下半身まるだしで
すっ転んでるくまクッキーさん。








靴を揃えるときまで、
「あー眠い😪 昼めし何にするかな」とか思ってた私。



くまクッキーさんのすっ転んでる姿を見た
瞬間、
一気にスイッチが入ったよ電球ハッ


意識してないのに、
勝手に足がフルパワーで回って駆け寄って。
その後は自分でも記憶してないけど。



ハッと気付いたときには
リュックを下ろしてコートを脱ぎ捨て、
手袋を二枚重ねに装着して、くまクッキーさんを起こしてた。


辺りを見ると、💩が点々と。

トイレに行こうとしたら、
転んでしまって頭を打った。



んで、這って寝室に戻ったけど、
💩が出そうだからバケツにした
(このへん、よく分からん)。



まあ、要するに、
クソまみれってことよ。





麗しい画像で目と心の保養を。。

利用者さんのお庭の薔薇、
でございます。




ここでひとつ大問題驚きガーン

くまクッキーさん、
血小板数がめっちゃ少なくて、
出血すると致命傷
なります。



サムネイル

【私の心の声】

頭打ってるし………えはてなマークやばくねはてなマーク

これ、、救急搬送案件じゃねはてなマーク驚き



くまクッキーさんの半ケツをしまうべくズボンを上げ、

クソまみれの地獄絵図でも笑顔を絶やさず、

思いやりと慈愛に溢れた言葉を

かけ続ける私の心の声。。




「ありがとう、ありがとう」と泣き出すくまクッキーさん。

さらに地獄絵図度が増す。。



くまクッキーさん

………左手がしびれる。

脚に力が入らないのかな……動きにくいよ。

 
サムネイル




ハイびっくりマーク 救急案件、決定びっくりマーク





往診医に報告すると、

「うーん、、救急車で運んでください🏥」




そうだろうな凝視




いろんなところに電話しまくって、

くまクッキーさんの「便所行きたい(また行くのかよ)」

「杖探して」「💩パンツ捨てて」とか、

いろんな要望に応えたりしながら、

119へコール♥



救急隊に申し送り、あれやこれやを手渡して、

くまクッキーさんにばいばーい。





そう、
我々訪問看護師は付き添わない物申す


なぜなら、
他にも訪問看護師の私を
待っている人たちが
いるからだ物申す物申す物申す




そして。。



救急隊にバトンタッチした私は、

おにぎり食って腹を満たし(5分)、

次の利用者さんのところへ向かう車ダッシュ




こんなことで動揺してはいられない。




在宅では

看護技術が身につかない、

とか言ってる奴びっくりマーク



逆じゃあぁあ物申すびっくりマークびっくりマーク





観察・アセスメント・判断・

連絡・処置・アフターフォロー

全部をひとりでやるんだぞ。



かなり高い看護技術・知識、

状況判断力、コミュニケーション力が問われるぞ。



医者、上司、先輩、

誰もいないぞ。



頼れるのは自分のみ。

何が起こるかわからない。


 

これまでは救急車を受け入れる側だった私。

病院で最先端治療に携わることこそが、

看護師としてのスキルアップだと考えてた。




でも。



人の生活の場は、

病院じゃないわけで。



その人のテリトリーで起こる、

予測不能な事態。




その事態に、

臨機応変に対応することの難しさ

を身にしみて感じ。




在宅分野は、

プロ中のプロが支えてるんだと

思いました煽りアセアセ




みんな、胆の据わり方が尋常じゃないもの。




私も、ああいうふうになれるかしら。